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こどもの教室もりのね での実践

京都府大山崎で、放課後クラス「こどもの教室もりのね」がスタートし、講師を務めることになりました。発起人の方、手仕事担当の先生と3人でお会いしてから1ヶ月あまり、あっという間でした。

60分という枠ですが、リズミックエクササイズ(体を動かす)ーメインレッスンーお話を聞く、という、シュタイナークラスの形式をとっています。
この日のテーマは、直線と曲線のフォルメン。

リズミックエクササイズの時間には、大きな布をたたんで、2本の橋を作りました。まっすぐの橋とカーブした橋。

じゃんけんをして、勝ったらまっすぐの橋、負けたらカーブの橋、という具合に並んで渡って(つまり、勝っても負けてもどちらかの橋に^^)、を繰り返しました。お部屋に置いた布の橋だけど、形が崩れないように。。。

メインの時間には、まずその日の内容に関するお話をします。今回の場合は直線と曲線のお話です。
今のところみんな男の子のクラスメンバーは、元気も力もいっぱいで、でもお話の時間になると、はた、と静かになって、まっすぐな目が私のそばに集まります。
それはそれは、びっくりするほどの集中のようすです。

お話に続いて黒板に描かれる線を見てもらって、それぞれ、ブロッククレヨンでの線描を練習してから、大きな大きな画用紙に、みんなで黒板と同じ線を描きました。

そのあとのお話はグリム童話『わらと炭とそら豆』
1箇所、「わらは、こっちの岸から、向こうの岸まで、ながながと、まっすぐに、横になりました」と、メインレッスンの内容と重なる表現を入れてみました。

そういった解説は、こどもたちには、しません。
からだを動かし、お話を聞いて心を動かし、手を動かし、学びがこどもたちの内側に響いていくようにと願いながら。

休憩時間には、会場を提供してくださっている、くつろかさんがブレンドしてくれた、季節の野草茶をみんなでごくごくいただいています。たくさん動いたこころとからだに季節の滋味が染み込んで、なんとも爽やかなひとときです。

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