マスターシリンダーについて考える_その1

私のSRは以前、初期型1podキャリパーを付けていたのでキャリパーに合わせて、デイトナから発売されている1/2インチ(約12.7mm)のレトロブレーキマスターシリンダーを付けていました。現在は現行純正の2pdキャリパーが付いているのでマスターシリンダーも純正サイズの14mmに戻す予定でしたが、タイミングを逃していましたのでこれを機に何を購入するか考えてみようと思います。

購入にあたり検討する項目は本体の金額と補修部品(主にレバー)の金額です。追々SRは通勤とサーキットの練習走行を兼ねる役割に転じる予定です。部品代が高くては練習走行に充てる資金が底を付いてしまいますし、万が一転倒してしまった場合、部品が簡単に手に入り、且つ補修金額を可能な限り抑えたいのが草レーサーの本望です。

ということで日夜続けた調査の結果、候補が4つまで絞れたので何を購入するのか検討したいと思います。候補はラジアルブレーキマスターシリンダー、レトロブレーキマスターシリンダー、ブレーキマスターシリンダー、YZF-R1純正の4つです。

候補1、NISSIN ラジアルブレーキマスターシリンダーです。φ17が横型14mmと互換性があるそうです。税込み22,000円、ボンビー草レーサー憧れの部品です。

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気になるレバーのお値段は税込み5,390円、最上位モデルだけの風格があります。

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候補2、NISSIN レトロブレーキマスターシリンダーです。純正と同じ14mmサイズ、現在使用しているサイズ違いになります。税込み16,500円、ハンドル垂れ角15°用、セパハンユーザーにはありがたい部品です。

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補修部品レバーは3種類(調整なし4段階調整6段階調整)用意されていて、それぞれ3,300円、4,070円、4,620円となっています。

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候補3、NISSIN ブレーキマスターシリンダーです。横型の14mm、税込み14,300円です。最初から6段階調整のレバーが付いているユーザー思いの部品です。補修部品のレバーはレトロブレーキマスターシリンダーと共通になります。

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候補4、YZF-R1純正マスターシリンダーです。サイズはφ16mm、ヤマハ純正ですがブレンボ製です。純正流用ではあるあるのようです。何も考えずに2020年式のR1で検討してしまいましたが、年式によって部品も金額も異なるのでしょうか。記事を書き始めてから気づきましたが、そのまま進めます。

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パーツリストから部品を選びました。ざっとこんな感じでしょうか。1,5-21の部品で一通り揃いそうです。選択した部品は全て在庫があり(当たり前かw)、金額が出ました。

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全部品を合計すると税込み23,453円、レバー(5番)は6,072円です。

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ということで4つの候補を検討してきましたが、ここまで調査すると気になるのがSRの純正マスターシリンダーと、ブレンボのマスターシリンダーです。

あまりにも長くなってしまったので、その2に続きます。