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「世界的なワクチン開発の権威(Bossche氏)が世界が滅びると警鐘」は誤り

「世界的なワクチン開発の権威(Bossche氏)が世界が滅びると警鐘」は誤り。変異とADEのリスクのことを言っているだけで、ワクチンが凶悪な変異を生み、自然免疫を無力化することはない。AFPがファクトチェックでFALSEと判定している。

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◾️AFPファクトチェック
Bossche : 「ワクチンが凶悪な変異ウイルスの出現を促す」
AFP : [FALSE] ワクチン接種により集団免疫を獲得すれば変異ウイルスの出現リスクは減少する。もしCovid-19が何らかの「スーパーウイルス」になることを心配するのであれば、それを阻止する最善の方法は、ウイルスの複製を阻止することであり、そのための最良の方法はワクチンである。
Bossche : 「ロックダウンが自然免疫を弱め、ワクチンで獲得した抗体が自然免疫力を阻害する」
AFP : [FALSE] 自然免疫は訓練で鍛えられるものではなく、獲得免疫で抑制されるものでもない。
https://factcheck.afp.com/mass-covid-19-vaccination-will-not-lead-out-control-variants

Bossche氏について

AFPが「自称・独立系ウイルス学者・ワクチン専門家」と表現したように、世界的なワクチン開発の権威とは言えない。LinkedInの登録には多数の公認医療機関での職歴があるが、いずれも短期(DZIFは5ヶ月、GAVIは1年)である。直近の10年間は、個人のコンサルタントまたは個人研究者と記載されている。研究業績も1995年以降の学術論文は無い。反ワクチン派のロバート・F・ケネディ・ジュニアから支援を受けているなど、ワクチン開発の推進者ではない。

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【追記】
ワクチンの有効性・安全性については自己でご判断ください。当方は、皆さんが正しい情報を基に判断できるよう、デマの指摘に努めます。