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知ることって楽しい

学校を卒業してしまうとなかなか学びの機会がないけれど、植物療法(フィトテラピー)の講座を受け始めて、学ぶことの楽しさを実感している。新しい知識を得たり、違う方向から見ることで今まで気づかなかった発見があるのも嬉しい。新しい知識を吸収することの大切さを再認識している。40も過ぎると凝り固まった固定観念を持ってしまったり、少し知っただけでわかったふりをしてしまうこともあるけれど、子供のようにまっさらな気持ちで学ぶことを常に意識していきたい。

先日小学生の授業参観があり、算数の授業で分数をやっていた。黒板には真分数、帯分数、仮分数の文字。私には何のことやら。昔学んだかもしれないけれど思い出せなかった。正直なところ、帯分数が何か分からなくてもこうして生きていられる。社会生活も営めている。しかし先生から出された問題を真剣に考える子供達を見て、大切なのは学んでいる内容だけではなくて、答えを出そうと考えたり話し合ったりすることなのではないかと感じた。

正直なところ、学校で学ぶことは直接生活に関わることばかりではない。でも、先生や友達との関係、授業だけでなく休み時間や団体生活の中で培っていくものがある。自分には必要ないと切り捨てることは簡単にできるかもしれないけれど、どんなことにも好奇心を持って取り組めることはものすごく大切なことだと今は思う。知らないことを知るのが楽しいと思えることが何より人生に必要なことなのではないかと思う。

行事や友達との関わりが制限されている今だけど、そんな中にあっても学ぶことの楽しさを子供が感じてくれたらすごく嬉しいと親として思う。知識は自分のことを照らしてくれる大切な光だから。

コロナが終わったらしたいことは本当に山のようにあって、とりあえず、子供に色々な経験をさせてあげたい。見たことのない景色を見せてあげたい。たくさんの新しいことを教えてあげたい。そんな日を夢見ながら、今は日々を大切に過ごそう。


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