森の香り

　今日は夫婦で韓国ドラマを見ました。その後、運動不足解消のため、近所を2キロほど散歩しました。普段は通らない道はちょっとした探検気分を味わえて新鮮でした。以前、精神科医で作家の名越康文さんが「旅のススメ」というテーマで「通勤コースを少し変えるだけでも精神が刺激される旅になる」と語っておられましたが、なるほどこういうことなんですね。ちょっとした変化を楽しむ。そんな心持ちをキープしていければなあ。
　さて、こんなに天気がいいのに、遠出できないのはホントにストレスが溜まります。香りだけでも森林浴ということで、今晩の入浴剤はクナイプ社の「パイン（松の木）とモミの香り」。檜風呂にはかないませんが、まるで森のような雰囲気は味わえます。湯の色も青と緑が混ざったような独特の色。効能もバッチリで、15分入るだけでもうゆでダコ状態でした。評価は★★★★☆。
　ＢＧＭはビル・エバンスの「アナザータイム」1968年のNYの演奏です。発売元は「レゾナンスレコード」。このレーベルはジョージ・クラビンとゼヴ・フェルドマンという二人の共同経営者が「至上の音楽発掘人」で、歴史の中に埋もれた極めて貴重な音源や名演奏家の現在の録音を残しています。
https://resonancerecords.org/
　たしか以前、日経新聞の文化面でも紹介されてました。その心意気が良いですね。