The Planet Crafter @ 2024-04-19

ようやく諸々の雑事に一段落がついたので、新しいゲームを始めることにした。先日めでたく正式版がリリースされたThe Planet Crafterを遊ぼう。

最後に私が本作をプレイしたのは1年前だか2年前のはずで、そのころはまだバージョン0.2かそこらだったはずだ。隔世の感がある。ゲームを再開したところ、驚くべきことに当時のセーブデータも残ってはいたものの、1.0リリースの体験をあますところなく味わうため一からやり直すことにした。序盤のゲームプレイは大昔に私がプレイした時と大差ない。したがって当面の間は新たにゲームに追加された要素に追いつくための期間となるだろう。

序盤の体験は当時から殆ど何も変わっていない。正式リリースとなったのに相変わらず説明が下手くそで、チュートリアルのようなものすら追加されていない。こんな不親切なゲームが世間で好評を博しているということ自体が驚きでもあるが、一方で妥当でもある。本作は説明不足かも知れないが、プレイヤーに不要かつ不快なストレスを与えることがない。ゲームの動作は軽くて安定しており快適だ。ゲームのルールも快適だ、例えば電力を供給するために電線をいちいち引く手間といったものはない。それでいて一方、不要かつ不快なストレスはないが、必要なストレスはきちんと残されている。資源はいつまで経っても不足し続けるし、世界が広いのに移動は不便な徒歩移動しかない。こういったストレスが後々になってテクノロジーの研究により解消されていくところに大きなカタルシスを感じることができる。