アークナイツ @ 2023-12-07

少々のヒントを得たが、無事に自力で600ポイントを達成できたぞ。追加契約なしの自前チャートでの攻略だ。

はー疲れた、流石にもうコレで終わりでいいだろう。600ポイントより上を目指すつもりはない

ムリナールが核になるであろうことは540ポイントの攻略時にわかっていたことだが、600ポイントの攻略の際に大事だったのは契約の取り方と、濁心スカジS2を採用する点だ。この2点だけは外から御知恵を拝借した。
 ムリナールは基礎ATKが非常に低い代わりに倍率が化け物であるがゆえに火力が出るのだが、濁心スカジS2は固定値でムリナールの攻撃力を増強するため相性抜群だ。このような危機契約級の戦いで濁心スカジS2を使うことが殆どないため頭から抜け落ちていたのだが、実際に試してみたところ難易度が劇的に下がったのであった。


こちらが最終的な布陣


濁心スカジを置くためにペナンスを諦め、最終的に結局リードもやめることになった。よく観察していると、600ポイント級の戦いではリードの火力では到底通用しないのである。犬すら殺しきれていない。この次元での戦いではムリナールおじさん以外にまともな火力を出せる存在はおらず、そのため必然的に他のオペレーターはムリナールのS3が貯まるまでの間の時間を稼ぐことだけを念頭に置いて行動することになる。

自画自賛したいのはリスカムの採用だ。ホルン隊長なども一時は考えたのだが、中途半端に別の火力担当を用意するよりもムリナールに全ての火力を集約させたほうが良いだろうと思いたち、3ブロックで、かつ支援ができる存在ということでリスカムに白羽の矢が立った。コレが結果として大正解だった。リスカムを使うことで後衛のソフトターゲットが狙われる量が減り、結果として回復が大いに安定したのも地味に大きい。配置順的にムリナール・リスカム・サリア・シャイニングが狙われるため、シャイニングだけがソフトターゲットで危機に陥るが、シャイニングの回復が自分ひとりに集中するのでかつかつ回復が間に合うようになったのだ。


この次元の戦闘においては、ムリナールとスルト以外の攻撃は全く意味がない。テキサスもS2からS3に切り替え、スタンによる時間稼ぎと犬の撃破だけに集中することにした。S2を使ったとしてもライン生命の職員すら殺せないのである。
のこり3体。ミサイルガンダムは当然逃がすので実質残り一体なのだが、この最後の1匹のライン生命エンジニアが異常に硬い。あせらずじっくり次のムリ銀斬を待つ。幸いにして教導結界が間に合っている。


600ポイントを完走した感想としては、危機契約と比べ尖滅試験作戦は契約の取り方がより大事になるように思える。例えば今回はドロシーとミサイルガンダム2体を逃がす以外の方法で勝とうとすると同じ600ポイントでも著しく難易度が増加する。危機契約は最終的にすべての契約を取ることになっていたが、尖滅試験作戦では600ポイントという目標であれば契約に取捨選択の余地があるのが面白い。ポイント数が多いにも関わらず難易度が低い契約もあるし、逆に5ポイントでも難易度が劇的に上がるような契約もある。

もう一つの感想として、我々はすでに防御無視や術防貫通を持つオペレーター以外は火力担当になり得ないほどゲーム全体がインフレしてしまっているという事実に直面している。例外はおよそムリナールだけだろう。よく「アークナイツは初期に実装されたオペレーターでも活躍できる」というような類の言説を目にするが、いい加減に妄想から目を覚ますべきだ。どう考えても初期契約600ポイントをムリナールではなくシルバーアッシュで達成するのは不可能だし、このようなマップではエイヤフィヤトラにも出番は無い。アークナイツの世界は確かにインフレしてしまっているのである。

それでも知略謀略の限りを尽くしてインフレに逆らわんとするのであれば、これほどの工夫が必要になるのだ。

これも私のアイディアと同様にリスカム電池を使いウィーディS3を回すというものだ。ウィーディのS3であれば確定ダメージが出るため相手の防御と術防御を全て無視できるし、相手を吹き飛ばすため抱える危険性もない。さすがのくろむ先生である。だが正直なところこの動画の再現性は案外難しく、ムリナールを使っている方がよほど簡単に見えるのが事実だ。