無題 @ 2024-04-16

本日より開催されるアークナイツ新章解放イベントと新オペレーター追加ガチャについては明日語るとする。こちとらあまりにも忙しいんでな、今日は手短に済ませるぞ、酒の勢いに任せてな。

まずはこちら。半年前ぐらいに見かけた記憶がある、鉄道ゲームだ。

思ったよりも早く正式リリースにこぎつけた印象だ。早期アクセス開始当時の印象だけで語らせてもらうが、なかなか良く出来た鉄道ゲームのようには感じられたものの、悪く言えば普通の鉄道ゲームであるようにしか思えなかった。我々が心の底から愛したTransport Tycoon 2の焼き直しにすぎないということだ。それでも良いと思うのならば買えばいいし、鉄道ゲームにも変革が必要だと思うのならば少し落ち着いて待ってみればいい。残念ながら私はこのゲームが半年の間にどう進化したのかまるで知らない。動画や紹介文、過去のアップデート記録を見ても、「普通に進化しました」以外の感想が湧いてこない。単なる普通の鉄道ゲームなのである。

一点だけ興味深い事象がある。本作のSteam日本語レビューである。多数のレビュアーが「Factorio」を同作と比較しているのだ。Transport Tycoon 2ではなく。

最近の物知らずのガキどもは鉄道こそすなわちFactorioと認識しているのだ、これはゲーム業界全体にとって一つ記憶に留めるにふさわしいことだろう。我々老人にとっての鉄道ゲームはTransport Tycoon 2、並びにその正統後継者であるOpenTTD以外にありえないのだから。こうしてジャンルの「始祖」は誤った認識のもとに受け継がれていくのだ。


とはいえだ、ブランドの始祖だの、フランチャイズの元祖だの、本家だの、誰が何を始めましただなんて些細な問題だ。我々が気にするのは本当に面白いゲームを作れる人間どもが誰なのかということだけだろう?

果たして初代Kerbal Space Programを作った連中はどうかな?

現在Steamで絶賛産廃扱いされている、Kerbal Space Program 2を作っているのが初代Kerbal Space Programを作った連中とは別のアホどもだというのは良く知られた事実だ。

それではあれほど高い評価を誇る初代KSPを作った連中が、今どこで何をしているのかというと、こんなよくわからないラジコンゲームを作っている。本作の開発は迷走している。事実として、このゲームは現在に至るまで3回も名前が変わっているのだ。最初はBalsaという名前だったはずだ。

ゲームのコンセンプト自体も全く落ち着きがない。最初は飛行機だけだったはずだが、今ではミニ四駆やモーターボートも作れるようなゲームになってしまった。そうまでしてもやはり、私には本作から売れるゲームの匂いを感じ取ることができない。KSPは単なるマグレだったのではないか?というのが私からの真摯な意見である。