theHunter: Call of the Wild @ 2020-11-24

先日からtheHunterの話を書き始めたら、急に周囲のtheHunter熱が高まってきた。今日は数ヶ月前から黙々と一人でプレイしていた友人がマルチプレイに誘ってくれたのでお邪魔して、一緒にアフリカ旅行に行くことにした。

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いやぁ、バイソン狩りとバッファロー狩りほど楽しい遊びはねえな!!!

何せ足が遅いし目も耳も悪いので簡単に狙えるし、的もデカくて当てやすいが、そのくせきちんと当てないとなかなか死んでくれないので射撃の腕が出やすい。群れをなすことが多いので一匹見つけたら十匹は楽しめるし、頭も弱いので撃ち漏らしたらしばらく待っていれば自らノコノコと死にに戻ってきてくれる。それでいて時々反転して襲いかかってくる個体もいるため、舐めプで遊んでいるとこちらが殺されかねないというスリルも味わえる。まさに本作の狩りの楽しみの全てが詰まっている獲物だと言える。

今回はマルチプレイということで私と彼が二手に分かれ、それぞれ湖を見下ろす稜線に二人で陣取ってバッファローの群れに十字砲火を浴びせてやることにした。この作戦は実にうまく成功して、今日一日だけで20匹ぐらいは射殺してやったはずだ。大変に懐とライフル経験値が潤った。

それにしても数ヶ月前からずっとプレイしていただけあって友人の腕前は確かなもので、こんな一方的に逃げる動物を狩り尽くすゲームのどこに腕前の要素があるのだと思われるかも知れないが、まず位置取りが非常に上手い。どこを歩くときも視界が通りやすく、かつ獲物から発見されにくい稜線沿いの茂みを適切に選んで歩いているため、私よりも常に先に動物を発見していくし、かつ射撃ポジションも適切に取ることができている。射撃の腕も大したもので、適切に重要臓器をぶち抜いていく。私はと言うと随分と苦戦してしまった。まぁ、ランク9を攻撃できるライフルがDrilling Rifleしかなかったという言い訳もあるのだが。私だってRangemaster .338があればもっと活躍できたに違いない。他にも、私が笛を吹いて動物をおびき寄せつつ彼が稜線から狙撃するとか、マルチプレイらしい狩りを楽しむことができた。

ゲームのマルチプレイの実装自体も大きく進化しており、特に素晴らしいのが私がスポットした動物が友人からもハイライトされて見えるようになった点と、それより何より標的1匹につき2発までは射撃しても良くなった点である。二人で一発ずつ撃って、賞金と経験値は山分けという楽しいプレイが可能になったのだ。これまでは二人で撃つならIntegrityボーナスは諦める必要があった。

さて、さんざんバッファローの群れを射殺し尽くしたところで事件が起きた。友人の後ろに突然オスのライオンが現れたのである。

無我夢中でトリガーを引いた。

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思わずガッツポーズである。1年前にはライオンが実装されていなかったのでこれが人生初ライオンだがまさか本当に仕留められるとは思わなかった。やはり本作のマルチプレイは最高だ。ドラマがある。年寄りの老後の趣味に最適だと思う。ソロで黙々とやるのもいいが、勝手知った気の置けない仲間と仮想空間でアフリカ狩猟旅行なんてまさに未来そのものだ。もう後一人二人ぐらい連れてきて四人ぐらいでブラブラさばんなちほーをお散歩したい。まぁ、発見したフレンズは皆殺しだが。まさにサイコパスの散歩である。


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さて友人と別れた後に試してみたのが弓でのバイソン狩りである。バイソンも例によって足が遅く目も耳も悪く的が大きくてよく群れる動物なのだが、こういうターゲットは弓で狙うのにとにかく向いている。弓の弱点は射程と命中精度であるが簡単に近づけて図体も大きいのだから問題にはならないし、何より弓は攻撃力だけなら実は本作最強である。見ての通り背中から飛び込んだ700グレインの矢が背骨をぶち抜いて胃腸を貫通し肺にまで届いている。ほとんどレーザービームみたいな威力だ。さすがアレキサンダーロングボウ、アーチャーの宝具か何かかもしれないが、当たりさえすればバイソンだろうが容易く射殺だ。そういうわけで大物狙いのときこそぜひ弓を試してみて欲しい。弓が難しいなら照準が最初から使えて弾道特性も使いやすいクロスボウをオススメするぞ。