Dyson Sphere Program @ 2021-01-28

昨日の段階でダイソンスワームを構築し、ひとまずDSPについては一息付いた感がある。もちろん本日もDSPをプレイし続けているのであるが、プレイ時間は敢えて減らして程々にしてあるし、緑研究の自動化も完了していない。特にお伝えする内容もないという次第だ。

そういえば、数日前の記事になるが、DSPは4日で20万本を売上たらしい。

これを多いと見るか少ないと見るかはあなた次第である。個人的には少ないと感じた。まぁ、このような工場系のゲームを楽しむ人間の総数自体が少ないことと、中国製のしかも早期アクセスということで様子を見ている方も多いのであろうと思っているが、それでも本作のポテンシャルを鑑みるに最低でも100万本は売れていただかないと困る。

さて本日の本題になるが、昨日触れられなかったダイソンスワームの発電ポテンシャルの話を簡単にさせていただきたい。要するに、見た目が綺麗なだけではなくて、発電機として使えるのか、というお話である。結論だけ先に書くと、使える、というか、黄色研究が出せるようになったら以降の発電なぞ全てダイソンスワームに任せればよい、という次元で強い。

実際に数字を挙げよう。

昨日の記事を書いた段階であるが、私は16基のレールガンを分間20発発射できるだけのインフラを整えてあった。そこで1分間に320発のソーラーセイルを軌道上に打ち上げることができる。ソーラーセイルの寿命が2400秒すなわち45分なので、掛け合わせて、最大で14400枚のソーラーセイルが維持できる、ということになる。1枚のソーラーセイルは軌道に関わらず常に36kWの電力を生成できるため、掛け算で、最大518.4MWの電力を発生させることができる。

ところが、ここで本作の奥深さが顔をのぞかせてくる。すなわち、ダイソンスワームにソーラーセイルを乗せるには、レールガンの射線が通っていなければならないのである。例えば赤道上に配置したレールガンは昼の間は稼働できるが夜になると何も出来ない、つまり実際には最大射出可能数の半分程度しかソーラーセイルを維持できないというわけで、この半分の259.2MWが関の山といったところだろう。もちろん、貴方の開始星系に運良く潮汐ロックされた惑星が存在し、常に太陽の方向を向いている面が存在するのであれば、この効率は劇的に改善されることは言うまでもない。

さて259.2MWを発電できたところで、この全てを受信できるわけではない。即ち、受信する際に電力の損失が発生するのである。研究を進めれば改善できるとはいえ、私は現在4割は損失が発生してしまうため0.6掛けで155.52MWが最大受信可能電力となる。さらに問題はこれだけではない、ソーラーセイルの打ち上げに射線が必要なのと同様に、受信側も太陽への射線が必要であるため、受信側の惑星で100%常時電力を受け取れるわけではないのである。すなわち半分の時間しか受信できなければ77.76MWが私の現在受信しうる最大の電力量ということになるだろう。

77.76MWというのも十二分に優れた発電量だと言えるが、本作の面白いところは定められた数値上の制約だけでなく、惑星の公転軌道や自転に合わせて実際に受信できる電力が制限されてしまう点である。すなわち、常に太陽の方向に対して受信できるような位置にアンテナを配置することができれば、そうでなくても太陽を可能な限りたくさん受信できるような位置にアンテナを配置することで、劇的に効率を改善する事が可能なのである。残念ながら私の星系に潮汐ロックされた衛星は存在しなかったのだが、代わりに極付近に受信アンテナを配置すれば常時電力を受け取れることがわかり、これで現在150MWを超える電力をダイソンスワームから受け取る事が可能になったのである。おかげさまでほぼほぼすべての発電をダイソンスワームに任せる事が可能になり、電力については憂いがほぼなくなったと言える。やはりダイソン球を作るゲームと銘打つだけあって、ダイソン球を活用するほうが簡単に楽しく電力問題を解決できるようになっているのである。