Diablo 4 @ 2019-11-02

正直書きたいことが多すぎる。今日一日で一週間分のネタが一度に湧いてきてしまった気分だ。BlizzConの開幕だ。

Overwatch 2。情報を見る限り、PvEを追加してまるでDestinyのようなゲームになりたがっているようにすら見える。あまりにも画期的なピボットだ。

Hearthstoneにバトルロワイヤル / Auto Chess的な8人対戦新モードの追加。これもセンス抜群だ。カードゲームでこのような戦い方を提供したゲームはいまだかつて存在しない。

さらにBlizzConには関係ないがDEATH STRANDINGの発売日が11/8にせまり、ついにメディアの情報閉鎖が解禁されてレビューが出回り始めている。こちらの内容も賛否両論ながらメタスコア84と極めて良いスコアだ。期待が持てる。

いずれもあまりにも素晴らしくてそれだけで記事が書けてしまう。だがあえて1つ今日選ぶならこれだ。Diablo 4だ。

今年は"Do you guys not have a phone?"ではない。本物のDiabloの新作だ。

ここ最近、Blizzardは正直何一つ良い点がなかった。今年一年、2019年11月1日に至るまで、おそらく一つもいい話はなかっただろう。去年のBlizzConでの発表も何一つ面白いものがなく、もちろん新作はなく、どの既存ゲームもパッとしなかったし、運営もつまらない風評被害を食らい、Diabloに関してもDiablo 3はすでに放棄されたかのような状況でそのカジュアル気味のプレイ感覚を好むファンも一定数は残っているもののDiablo 2時代からのファンはみんなPath of Exileに文字通りExile (亡命) してしまったし、挙句の果てに待望の新作を待ち望んでいた去年のBlizzConではDo you guys not have a phone?である。相当数のゲーマーはBlizzardとDiabloは永遠に終わったと信じていただろう。私自身ももはやBlizzardが返り咲くシナリオは無いと信じ込んでいた。

今日この瞬間までは、だ。

Diablo 3の良いグラフィックとスピーディでアクション性の高い戦闘と、Diablo 2の古き良きハクスラ、そしてWoWのようなオープンワールド的でMMORPG的要素を見事にミックスしたゲームプレイだ。まさかこう来たかと文字通りパソコンの前で一人膝を打つことになった。まさかオワコンBlizzardがここまで感動させるものを出してくるとは。

詳細については各メディアがすでにプレイレビューを挙げているのでそちらを見てもらったほうが良いだろう。

Diablo 4なんて出ても買うまいと思っていた自分の心がゆらぎつつある。素晴らしい。