アークナイツ @ 2024-05-01

昨晩夜通しプレイして、寝て起きてようやくストーリー完読、ボスを撃破して素材周回マップの自動指揮まで作り終えたところだ。

ロドスの光とロドスの闇が一堂に会し最強に見える

「ツヴィリングトゥルムの黄金」

いくらなんでも話が長すぎる。そして序盤がクソつまらん。この二言で本イベントの全てが表現できてしまうだろう。ZT-ST-2が終わった地点では正直絶望的な気分であり、(少なくとも私にとっては)全く面白いと思えない長話を延々読まされた後、クソ簡単かつ★4縛りですらギミックを有効活用する必要性すら無いほど簡単なマップをプレイさせられるという稀代のクソイベントにしか感じられなかった。こんなクソイベントを「最近のアークナイツは面白くなったよ!」などと言いながら友人にプレイさせるようでは、私の信頼が損なわれてしまう。昨日今日と主張した内容が全くの虚偽になってしまうではないか。

イグゼキュター君だけは最初っから最後までブレないので見ていて安心できる
そんな彼が彼なりに感情を見つける表現も良い

幸いにしてZT-6あたりからゲームプレイも物語も盛り上がりを見せ、最終的には両者ともに満足する内容となった。なのでどうにか序盤を我慢して耐え忍んでいただきたい・・・って、昨日から私は耐え忍ぶ話ばっかりしかしてないな。
 序盤の話が理解不能だったのは私が洗車工程度の知能しか有さないためだろうと思っていたが、本当に万民に対して面白くない話だったようで、その点は安心している。ゲームプレイの方も、後半3マップぐらいは「タイミングを考えてテンポを入れ替えないと恩恵を得られない」「複数回のテンポ入れ替えが必要になる」「テンポを無視して戦うと手痛いしっぺ返しを受ける」「調律器の起動方法に工夫が必要」「テンポを入れ替えるときに発生する味方のボーナスをうまく利用する」といったギミックを考える要素がきちんと発生しており、十分楽しめるものだった。テンポ入れ替えのボーナスが極めて大きいため、うまく利用すれば★4どころか★3でも戦えるかもしれん。勿論私自身は試してないが。

中央の調律器をどう起動するかが課題になるマップ。
イグゼキュターに限らないが、鎌持ちだとその攻撃範囲と同時攻撃数を活かして通路を封鎖しながら同時に砲台を起動できるので大変便利。攻撃回復のSPを稼ぐこともできる。
テンポダウン時に発生するシールドの反撃が痛い痛い。ある程度の被弾なら自らの自己治癒能力で生存できるアだが、流石にこれは無理。きちんとギミックを理解して対応することになる。

ボスに関しては相変わらず説明が説明になっていないが、一方でその戦闘力は非常に抑えられており、ぶっちゃけ弱い。まともな医療すら必要なく舐めプのまま初見クリアしてしまった。個人的には褒めておきたい。いつぞやの狂人号直近のSo Long Adeleのように、新規が参入してくるであろう限定ガチャ付きのイベントストーリーがあまりにも高難易度に設定されるというのは避けたほうがいいに決まっている。

なお余談にはなるが、イベントストーリーを見ても全く固有名詞だの背景だのが理解できない新人向けに、丁寧な前提知識と背景説明が白Wikiに用意されている。

私の誘いで本作を始めるような人間はストーリーなんて全スキップだろうから特に意味はないかも知れないが、一応、良いまとめなので紹介しておく。


「心境究明」

なぁ、この要素、本当に必要か?こういう無駄に複雑で存在価値のない要素があると、新規勢に本作を勧めにくくなるから止めてほしいんだが。私なんかはもうアークナイツに首まで浸かっているから好きでも嫌いでも気にせず消化するだけだが、初見の人間はこんなものを義務でやらされたらその場で離脱するだけだろう。

本当にちょっとしたヒントだが、選択肢を選ぶ際に左下を見ると結果が「どの感情を表す章」かを確認する事ができる。一度も試したことがない組み合わせだと???になるが・・・
一度作ったことがある組み合わせなら結果も表示される。
とりあえずまずでたらめに作曲した結果を3回選んでネタバレを表示し、後は言われた通りの条件を満たす曲を組み合わせて渡せばOK。はーめんどくさ。

一応、友人のために「正解」を探してきた。ここに書いてあるとおりに組み合わせて渡せばいい。話は特に面白いと思わなかったので全スキップで構わない。

https://www.reddit.com/r/arknights/comments/1ch8nd0/herzenfolgen_cheatsheet/

今見たら白Wikiが丁寧にまとめてくださっていた。そちらを見たほうが良かったかも知れないな。


アルトリアお姉ちゃん

段々と運用方法に対する理解度が増してきた。今回のイベントのように敵が散発的に攻め込んできて、物量によるラッシュが無い作戦の場合はS1で運用したほうが成果が上がりそうに見える。一方でS3も勿論活躍できる、例えばこんな場面だ。

ZT-8の周回を組んでいる最中の図。この雑魚のバリアは攻撃に対して反撃をしてくるが、アルトリアのS3は攻撃ではないため一切の反撃が発生しない。ギミックを完全に無視しながら壊死させることができる。S3が起動するまでの間は設置物を利用してそっちに通常攻撃を吸わせれば安全だ。

「通常攻撃をしない」から、反撃のバリアだろうがなんだろうが全て無視できるし、例えば今回のボスが使ってくるギミックのような防御手段も全て無視できる。攻撃をしなくてもその価値を100%発揮できるというのは想像以上に活用事例が多くて面白い。


連続自動指揮

最後になるが、この新機能は手放しに絶賛してよい。こんな回りくどいことをせず最初っから全部スキップでいいだろうと思うかも知れないし、実際、私も同意させていただきたいが、それでも以前の何倍も周回作業が楽になる。

自動式ボタンの横の環状矢印をポチッと押すと、何回連続で自動指揮を回すかが選択できる。このとき数字の右上に青い+がついている選択肢は理性の回復が必要となるという意味だ。この場合x3までであれば理性回復無しに一度に実行できる。覚えておくと便利。
後はいつもどおりなのだが、一周終わるたびに次の周が始まって、なんだか奇妙
定められた回数が終わると後はいつもどおり

だいたい素材集め周回は1周が2分〜3分程度だから、6周で12分〜18分程度となる。つまりこの間になにか一つの軽作業を集中して終わらせる事が可能になる。具体的には風呂に入るだの、包丁を研ぐだのが、一度も邪魔されずに完遂できるし、ちょっとしたYouTube動画を一つ見るのにもちょうどいい時間だ。実に気分がいい。