そうなんですね…?と僕の友人・山嵐はねろうは言い切った。そんなのは願ってもないことだが…羨ましく…言い切る始末…

今思えば、遙かに目に浮かぶ…、独居房に彼はいた。生きる為に必要な物事の殆どが彼には不足していたのだ。新しい大地を目指して、彼は両手を広げ、足を広げて、踵から爪先の間まで、蹴り上げる、蹴り上げている。ああ、これは必然なのか…?幾らか不明の時間が彼と彼の周囲の伝説を研ぎ澄ませているのだった。お客さんが一人…

コツコツ。ごめんください。貴方とちょっとだけお茶をしたいと思って私はやってきましたよ?良ければ少しだけ私とお茶をしてお話をしませんか?コツコツ。いますよね?いなくても私は話しますよ。ちょっとだけですからお茶を飲んでお話しをしましょうよ。コツコツ。いませんかね?しょうがないから私はここでお茶を飲み始めますね。いいですか?コツコツ。今私はお茶を飲み始めましたよ。やあそれにしても今日は、ひどい天気ですね。こんなに雨が降ると思いませんでしたよ。え?いるんですか?それにしても私たちはいつ出遭ったことでしょう?どうやっても今年、一番の空気があったことでしょう。

巨人が生まれてきた跡の、後ろの背中が小汚い、子供じみた痙攣の事に応じて散弾式に跳ねているばかりか、方々に景色を垣間見ることすら出来ないのが私たちの難しい所でもあるのです。

海の中に私は、卵割りの薄暗い衣のように、角を蹴散らして、毛だまりが一層散らかったことになっているようだが、私の心の中は、化粧が壊れてしまったばかりに、紫色の塊を飲み干そうとしているのです。

山達が言い放った、おい、お前達の母親である島にあるべきものが理解し難い状況を照らし出すばかりか、応用物理学の展開的な食道気質により明るい展望を抱く線的事象の経済的な論点により私たちの空間論法は消し去られたと言うことになり、御用なら面倒でも三回叩いてジャンプして見たらいいと思うのだけど、貴方たちはそういうこともしないわけでしょう?ねえ、貴方、共通認識はわかっているのだけども。

へまだりか、ことうすぷもへんぷすことろぎあげまけんこぎとにか、ごりようきがいにへの収拾過程にあるわけですね?やってみたことはない、少なくとも昨日までは。あああ、それはそういう人だった。知っている、そういう人だったということは。どうやったって私にはもう、新しい意識も、記憶も、もちろん認識すらも、いなかったと思います。

近代文学こと文学先生は圧倒的な不人気に定評があります。本人は認めませんが、非常に嫌われています。あと、髪の毛がぼさぼさで見ていると嫌になります。何より骸骨と並ぶと見分けがつきません。貴方がコインを落とそうとするその箱はつまり、そういう方にお金を渡すことになります。後悔しませんか?