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「罪の森」で私がしたいこと。

全キャストと配役も発表して、沢山の反響を頂きましたイベント「罪の森」。

以前募集をかけた時から反響がすごかったこの企画。

お馴染みのメンバーから初対面の人まで。

沢山の方から応募があり、色々なことを経て決まったメンバー。

企画を構想してから約10日で殆どの詳細が決まるという驚くべきスピードで出来上がった企画です。

「1日イベントの規模の宣伝じゃない」

「舞台化しないの?」

…と沢山のお声を頂きめちゃくちゃありがたいです。
逆に沢山の期待に応えなければならないというプレッシャーもありますが、最大限やっていきたいと思います。
コロナウィルスの騒動の関係で延期するかもしれませんが、必ず皆様にお届けできるように致します。

●ずっと疑問だった

今回、何故このような企画を立てたのか。
私が何を目指してこのような企画を始めたのかご説明します。

昨今というより・・・きっと昔からです。

私は役者活動を本格的に初めて3年半なのですが、ずっと疑問に思っていたことがありました。

「なんで小劇場だと、衣装費用とか染髪費用を俳優が負担するんだろう?」

恐らく資金的な問題でそうなっているのは理解はしつつもどうしても納得できませんでした。

もちろん全ての団体ではなく、ごく一部の小劇場団体です。

先輩も、後輩もその気持ちを溢しながらも結局は言われた通り衣装を買ったり、髪を染めたりしていたので特に大きな声をあげることなく活動しておりました。

(元々持っているものを使う、インナーを用意するのは別です。経費削減のために持ち寄る事はなるべくします。あくまで新規購入の話)

しばらくしてイベントを主催したり、手伝っている中で色々な裏側を知り驚きました。
多くの小劇場舞台やイベントはプラマイゼロ。

黒字だったとしても微々たるもの。酷いときは赤字です。

「お客様に安くお芝居を提供できるのが小劇場の良いところだ。」

実際そうだと思います。
私もそこが魅力で小劇場をよく見に行っていました。
でも、それが原因で団体や俳優の生活力を圧迫するのは間違っていると思います。
さらには、必要経費で俳優の生活を落としていくことは本当になんの意味もありません。

もちろん、イベントと舞台じゃ規模・やり方が違うのも理解しています。

●複雑な現実

皆さんバイトしたことあるでしょう?
例えば、マックのバイトを始めるときに。

「明日から働いてもらうけど、制服代5000円だから。あ、交通費は出ないよ。」

こう言われて働きますか?(交通費に関しては交通費込みの時給の良いバイトもあるけどね)

でも、俳優は自分の次なるチャンスのために承諾するしかないんです。
仕事は選べる立場にならないと選べない。
じゃあ何時になったら仕事を選べるようになるのか。
沢山出演して自分の顔を売ってオファーが増えてからなのです。
選んだとしても、稽古が始まってから「実は・・・」なんてことも小劇場ではあったりします。

企画書にそのことを濁して書いてあったり。
そもそも企画書にも書いておらず「みんなにお願いしてるから」で押し通されてしまう事も。

全部衣装を買うことはなくても、靴やカラコンの小物等を自腹でお願いされることは多々あります。(自分が用意したくて購入したことももちろんあるよ!)

衣装費用が自腹だからといって、その団体が悪だとは思ってません。

多分、資金繰りのやり方を間違えてることに気づいてない。
または資金繰りのやり方がわからない。っていうのもあるので。

ここまで悪いことだって書いといてアレですが、多分どこの団体も「仕方なく」やっているんだと思います。
小劇場で繰り返されてきた自腹の文化に甘えてしまっている所もきっとある。
それが当たり前って思ってしまっている団体もあるのではないでしょうか?

「当たり前でしょ」

「みんなにお願いしてるんだから」

まるで自分がわがままを言っているかのように思えてしまって、みんな意見を飲み込んでしまうのです。
こんな負のスパイラルが今もどこかで繰り返されています。

●文句を言うなら実行する

自分の考えをぶつくさ言ってても、それはただの愚痴。
愚痴だけ言うなら簡単です。
無責任に間違っているとSNSや仲間内の飲み会で言ってても現状は何も変わらない。

ならば、私が実行して成功させればいい。

自分で運営をして成功すれば、実例を元に交渉できます。教えることもできます。
キャストもこの「罪の森」を実例に団体に交渉することが可能なのです。

(「よそはよそ、うちはうち」って言われちゃうかもしれませんけどね)

まずはイベントから。
そして成功したら、いつか舞台で実行していきたい。
そう考えております。

「罪の森」では衣装費用・交通費を全て団体が負担します。

顔合わせや衣装合わせ等、イベント当日以外の交通費もです。

そこまでするからにはもちろん、参加者には仕事としてきっちり取り組んでもらいます。

キャストも頼もしいぐらい意気込んでくれています。

今現在、コロナウィルスというどうにもできない壁に長田咲紀がぶち当たっておりますが・・・最後まで諦めずに、全力を尽くして必ず皆様にこの「罪の森」をお届けいたします。


以下特典動画でございますー!
「罪の森」について好き勝手話しております!
主催なのいい事にちょい未公開な所も話しています笑
是非ともよろしくお願いします!

今回noteのシステム関係上、動画が長くて圧縮しておりますので画質が荒いかもしれません・・・申し訳ないですがご理解いただけると嬉しいです。

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