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良い「縁」をつくるために

いっこうに明けない梅雨に、日増しに増えるコロナをめぐる物騒なニュース。


あまりにどんよりと重苦しい空気感に、冗談抜きでうつになりそうな気分になってしまいます。


書きはじめたnoteも3日と持たず続けられず、文章として書く難しさと自分の意思の弱さを痛感しながら、2回目の投稿をしてみようかと思います。

(書き終えられていたらいいですが。笑)


今回テーマにしたいのが、お酒との「ご縁」についてお酒の酔いにまかせて、慣れない中2度目の駄文を書いてみようかと思います。


良い酒は必ずや天に通じ、人に通ずる

見出しの言葉は私が好きな酒蔵のひとつ、京都・伏見の藤岡酒造さんがコンセプトに掲げている言葉です。

美味しいお酒があれば、そこにいる人たちとお酒を通じて楽しい場を過ごすことができる。嗜好も、世代をも超えて。


美味しいお酒は、そのお酒を通じて人と人との「縁」をつなぐことができる。

それは、スタジアムでの見知らぬ観客とのハイタッチのように。(このコロナ禍でこういったことも出来なくなってしまいましたが)

世代や業種、バックグラウンドなどなど。 
お酒というものは、点と点になって転がっている様々な縁を線として繋ぐ大切なもの。

10年近くお酒を飲むということを楽しんできて、年を追うごとにそんな想いが強くなってきています。


お酒の縁


続いて、お酒との「縁」に関して。

お酒は人と人の縁をつなぐもの。10年近くお酒を飲ませていただいてきた中で大切だな、と思うのがお酒とのご縁です。


こうして楽しく飲み続けることができたのはなぜなのだろう?


振り返ってみると、美味しいお酒を紹介してくれる方、酒屋さん、そして酒場で出会った素晴らしい酒飲みとしての先輩方。

たくさんのご縁をいただくことができたお陰があって、日本酒を中心にお酒の世界を勉強しようと思ったし、楽しく飲み続けられてきた。

ひとつひとつのエピソードを語り出すと長くなってしまうのでここでは書きませんが、とにもかくにも出会いに恵まれた。これだけは自信を持って言えることです。

「出会いの失敗」のきっかけにはしたくない

たくさんのお酒を通じた出会いに恵まれ、また歳も30を超え、自分より若い人たちがお酒に触れ合っている姿を目にすることも増えてきた。 

そんな中で芽生えてきたのが、自分自身もお酒を好きになるきっかけを作ることができたらな、ということ。

特に日本酒に関しては、学生時代簡単に酔わすためのツールとしてカップ酒が用いられていたり、飲み放題のお世辞にも良いとは言えない品質のお酒に「日本酒って怖い、美味しくない」というレッテルが貼られがち。
(今はカップ酒でも美味しいの出てきたので、昔の話として)

なので、いかにして繊細かつ丁寧に仕込まれ、美味しい日本酒があるという世界をどうやって知ってもらうか。五感を通じて、体感していただけたらな、と日々思っていたりします。

このnoteを書いていて頭に浮かんだのが、去年までヤクルトの監督を勤めていた小川淳司さんの言葉。

「選手にとって、(自分との)出会いが失敗にならないように」
https://baseballking.jp/ns/133934

「悪い出会いがあったから、犯罪の道へ。犯罪者は出会いの失敗」という父の言葉を聞いて育ってきただけに、指導者になってから心がけていたことなのだそう。

日本酒に興味を持つ、持ちはじめた人に対して「出会いの失敗」とならないよう、戒めとしてこの言葉を胸に、美味しく、楽しく日本酒を飲むきっかけを作っていけたら。

ジャンルや嗜好、先入観にとらわれず、日本酒の面白さを伝えていこうと思います。

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