見出し画像

絶望名言

「希望の明日より絶望の今日を」

という考えがすきだ。

安部広房の有名な言葉、

「明日の無い希望より
絶望の明日を」

を参考に少し変えて
考えてみた。


子供の頃から、

希望、夢、理想、努力、
平和、平等、ポジティブシンキング…
いわゆる、
色紙とかに決まって書かれる
前向きの言葉や考えが
嘘くさく偽善じみていて、
なにか、こう、
うっとうしくてたまらなかった。

そんなことを語る偽善者より、
絶望の今日を語る人のほうが、
クールで誠実で清々しく
格好よく思えた。

おれがガキなんでしょうか…。

そして、いまだに
前向き全開の考えや
言葉に違和感を感じる。

「人生は素晴らしい🥺!!」

とか、

「努力すれば報われる🥺!!」

とか、

「自殺はだめだよ。
生きていれば良いことある🥹」

とかなんとか…

なんの疑いもなく
目をキラキラさせられて
説教された時には

条件反射で
かなりげんなり吐き気がする。

そんなこと説教された日には
逆に死にたくなるわ!

とか思ってしまう

勝手にひとりでのぼせてれろ!

とか思ってしまう。


だから、

いつもおれの好きなものや、
人は、

前向きMAX100の、
「人生は素晴らしい」

ではなく、

前向き60後ろ向き40くらいの、

「人生は捨てたもんじゃない」

と思わせてくれる
本や音楽や映画や人や
その他もろもろなのだ。

もしも、いつか、
それは死ぬ直前
かもしれないけれど、

百万が一、

「素晴らしい」

と思うことがあったとしたら、

「まんざら捨てたもんじゃない」

がたくさん積み重なった時
ではなかろうか…


と最近思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?