チャッキーのおじさんと仲を深める。
前回からかなりの時間が経ってしまったが、私のマッチングアプリ経験談の続編をお届けします。
注意: 内容には個人の嗜好が強く表現されているため、特にヘアスタイルに敏感な方はこの回は読まれないことをお勧めします。
さて、全身黒コーデの旧友(というスタンス)のチャッキーのおじさん(以下チャキオ)と合流し、散歩好きという彼とウォーキングを始めた。
「ヘロー!さ、歩こっか!」と、
簡単な最低限の挨拶の後、歩き出した。
チャキオは聞く「どの国住んでたことあるの?」「どこの言語学びたい?」「料理するの?」
まるで消化不良の私に焼肉?ラーメン?天ぷら?何食べたいの?聞かれてるようだった。
一旦、消化させて。
ハの字眉毛でアピールしてみる。
公園の中を歩く、風が吹いてる、そよ風で髪の毛が揺れる、
揺れる。揺れる。揺れない、揺れるものがない。
日差しが強くて暑い。
日差しが強い、、日照り。砂漠の日照り…
あの漢字よめるよー。と無邪気にポスターに急ぐチャキオ、
私の視線は 真っ直ぐ彼の『丸いパンナコッタに一枚のベールがかかっている』かのような後頭部を見つめていた。
ただ、つっかえた何かを消化するため。
はっ…!でもそうじゃんっ、
私だって長い間何もせず、飲んだくれて生きてきたじゃん。
髪の毛くらいなんだ!何様のつもりなんだ、私!心の目を開くんだ!
私「ビールでも飲もっか?」
チャキオ「うん、トリキ近くにあるかな。」
トリキ..うん、そだね。
着席し、ビールを注文。
マスクを取るとそこには、全歯がソーシャルディスタンスをとっているかのような距離で配置していた。
もう、何も驚かない、2時間前のわたしとは違うんだ。
彼はメガビールでわたしはプレモル。
結構飲むんだ、良いじゃん。自分が飲兵衛なだけに安心する。
時間が早かったから軽めの枝豆チョイス、チャキオはキャベツだった。
一口目で8センチ飲み、喉越しを味わったわたしは間も無くして2杯目を注文することに。
一方チャキオ見ると、1センチもビールが減ってなかった。
私はタッチパネルで白ワインを注文すると、チャキオは迷いなくキャベツを追加した。
もう、何も驚かない。
到着したキャベツを食べるチャキオの口からは元気にキャベツが飛び出す。
もう、なんでも良いんだ。
私、白ワイン追加、チャキオ、キャベツ追加
キャベツと白ワインで夜は更ける。
計5回のキャベツをおかわりしたチャキオ。
ビールはメガ1杯だった。
合計3,150円をきっちり割り勘してわかれる。
メガビールとキャベツだけならもっと安く済んだのにね。ごめんね。
別れた後、少し遠いけど歩いて帰ることにした。
なんとなく、鼻歌を歌う。
Daniel Powter様のBad Day。
アラフォー出会いの旅は続く。。
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