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最強の防寒手袋

私は山形県の米沢という豪雪地帯に住んでおり、年間何時間も除雪作業をしている。だから防寒手袋はよく使うし、使い勝手にはうるさい。

そんな私が勧めるのはショーワグローブの防寒テムレスだ。

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防寒手袋に求めるものは ①あたたかさ ②作業のしやすさ ③防水性 ④透湿性(できれば)である。

①のあたたかさ は防寒手袋だから当たり前だが、あたたかさを求めると手袋が厚くなり②作業のしやすさ が損なわれる。

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防寒テムレスは裏に柔らかい起毛が付いていて、冷たくなく、作業もしやすい絶妙のバランスなのだ。完璧だ!


③の防水性はゴム手袋がよいのだが、ゴムは固くやはり②作業のしやすさ が良いとは言えない。

防寒テムレスはポリウレタン製で柔らかい。ジャンバーのファスナーやカメラのボタンも手袋をしたまま操作できる。しかもこのポリウレタンは透湿性もある。アウトドアブランドで防水・透湿性能を兼ねそろえた手袋は5000円以上するが、防寒テムレスは1000円代で買えるため、非常にコスパがいい。

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アウトドアグローブはウインタースポーツでハードな使い方をすることが多いのですぐにボロボロになるが、テムレスくらいの価格であれば破れてもまあ仕方ないと思える。実際私もアウトドアグローブで除雪作業をしたことがあるが、スコップで擦れてあっという間に表面の生地が剥がれてしまったことがある。アウトドアグローブは値段の割に擦れへの強度が弱い気がする。

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さて、④透湿性 についてだが、ゴム製手袋で除雪作業をすると穴も空いていないのに手がジトっと濡れることがあるが、それは汗である。この汗が冷えて冷たくなる原因だ。洗っても乾きにくいので臭くなりやすい。防水の作業手袋で透湿性というのは珍しい。洗濯した時も乾きやすい。

防水透湿性能に優れていることからウインタースポーツをする人からも人気があるのだが、見るからに作業手袋という色が恥ずかしいという声があった。そこで2018年から防寒テムレスに黒が登場

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さらにバックルとドローコードを備えたカフ付きモデルも登場した。

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ここまでいくとテムレスのコスパの良さが半減してしまうが、アウトドアブランドでこの機能を持たせると非常に高価になる。スポーツ用品店や登山用品店でも人気である。

私としては除雪に使うのがメインなので青で十分である。

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