早朝
早起きは三文の徳。三文っていくらくらいなんだろう。
江戸時代は1両=銀60匁=銅銭4000文のレートで、1文32.5円だそう。(リンクのサイト参照)。
だからまあ、早起きしたら百円くらいの得がありますよってわけだ。いやに現実的な値で笑ってしまう。ジュースが買えず、おやつが買えるかギリギリのライン。でも毎日早起きすれば一年で36万円貯まるってわけ。できることからコツコツと。100年生きりゃ3600万円。老後の備えはバッチリだな(もちろん健康面でも)。
そもそも、得じゃなくて徳なのである(どっちを使ってもいいらしいが、一般的に使われるのは徳の方)。得が自分一人に対して向く利益なのに対して、徳は他人にも影響があるイメージ。辞書で調べると、「修養によって得た、自らを高め、他を感化する精神的能力」と言われていたりもする。
知り合いに、早起きで徳を積む人がいる。悪友どもの乱れに乱れた生活習慣を救うため立ち上がり、平日の朝早くに何人か集めて京都の観光地に行ったり川や山を歩き回ったりしている。僕も(ごく稀に)(起きれたら)参加する。これが、もう半年以上続いている。夏休みも春休みも地道に続いている。時々スペシャルdayなどもあって、一日遊んだりもする。
(2ケタ)時に起きるのが基本の僕にとって、この朝活に参加すると一日の長さが倍くらいになる。ありがたいことこの上ない、毎朝でもやるべきなのだが結局夜に遊んでしまい命を削りながら朝活に参加したりするハメになる。
すごいのは、これをその人が一人で運営しているということだ。毎回趣向の凝らされたイベントを取り仕切ってくれて、特に自分も稀にそういうイベント開催するから凄さが身に沁みる。無尽蔵の体力で無尽蔵のアイデアが出てくる。
しかしこの忙しい学生生活、どこにそんなに朝活に割く時間があるのだろうか?もちろん答えは簡単。早起きだ。朝早く起きればタスクをこなす以外にもそういったことができるってわけ。ほら、君もさっさと寝なさい。一番寝るべきは3時にこんな文章を書いてる自分なんだけどね。
早起きは三文の徳。
使い方によっては1000両くらいの徳も生み出せるよっていう話でした。
おやすみ寝ろ。
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