2024年4月27日(土)

今日はようやく、パートナーが帰ってくる日だ!とても嬉しい!
嬉しいのに眠たくてぐずぐずとしてしまい、結局羽田までギリギリの時間に家を出る。国際線って着陸してからも相当な時間、出口にやってくるまで時間かかるよなぁとか自分の中で安心になるような言い訳をする。というかまずターミナルはあっているのだろうか….

到着ゲートには初めて行く。なんとなく、国際線ターミナルは国内線ターミナルほどお店が多くない気がしている。周りを見ると海外の方も誰かの到着を待っているみたいだった。みんな東京に住んでいる人なんだろうか。色々な人種の人を見る。様々な骨格があって、言葉があって、瞳の色があって、ファッションがあって。でもみんなここでは会いたい人に会うために待っている。空港という場所は、高度な理想を実現させている場なのだなと感じる。

ポツポツ到着ゲートから出てくる人は、みんな映画のスターみたいな場面だけど自分は違うんだよな….という気持ちなのか、なんとも言い難い表情をしている。ニコニコした顔で日本へ入国してくる人はそんなにいなそうだった。

結局到着してから40分ぐらいかかって、彼は出てきた。見つけた瞬間に嬉しい気持ちでカメラを向けた。こっちに近づいてくるかだろうと思っていたが、人が集中していない横道にそれていって、おいおい!となった。私は到着ゲートからまっすぐこっちに向かってくる彼の動画を撮っておきたかったのに。思い出した。この思った方向に全然物事が進まない関係を。こっちが思っていることなんて結局説明しないと何1つ伝わらない。

羽田で美味しいものでも食べて帰ろうね!と言っていたものの飛行機でつかれた寒かった早く帰るというので、空港のレジャーは何1つ楽しまずに帰ってきた。思い出した。彼はレジャーよりも健康を優先するタイプだ。安定しているが悪く言うとつまらないときがある。思い出した。私は全然彼のことをわかっていない。今度空港には1人で遊びに来よう。結局お昼はセブンで適当に買ったご飯たちで終わった。

お土産を開封していく。ものすごい量のお菓子をくれた!大変!とっても嬉しいけどこんなの持って帰れないし食べきれない!というぐらい、テーブル一面に私宛の美味しいお菓子が並んでいた。向こうのご家族からも私宛のプレゼントをいただく。あったことも言葉を交わすことすら難しい立場の人からなにかをいただくのは初めてだ。本当にどうして地球の反対側で生まれたこの人と出会ったんだろう。

どんどん向こうの疲れが悪化してきたので、夜ご飯もUber Eatsでねぎとろ丼を注文して食べる。彼は別に日本の食事が恋しかったとか、日本の食事のほうが美味しいとか、全然言わない。別物と思っている。私は海外旅行をして帰国した後に食べる寿司の美味しさは格別だと思っているタイプなのだが。向こうに帰ったときは、彼も向こうの食事を食べて叫ぶほどうまいなぁ!なんた思ったんだろうか。送られてくる食事の写真は本当に毎度小麦製品ばかりで驚愕だった。

大量のお菓子を両手に抱えながら私も自分の家に帰宅した。彼から若干風邪をもらって、私も疲労困憊して就寝する。日常が戻ってきた。


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