特に何も起こらない日記

2022/10/02


たくさん歩いて疲れたけど、楽しいことをして疲れたので気分が良かった。
家の掃除をして、友達とお土産を一緒に食べた。


夜にTwitterを開いたら、ウクライナで義勇兵をしている日本人がスペースを配信していた。
その人のことを知らなかったけど、自分のフォローしている人が聞いていたので、偶然入ることができた。

リスナーの質問に答える配信で、装備の武器やドローンの話題が多かった。その人は少人数の部隊にいて、命の危険もあるけれど任務はそれほど多くないらしい。

質問で強い部隊について聞かれ、部隊が強いか弱いかは能力よりも人数と士気の高さで決まると答えていた。数の力と精神論なのが単純で怖い。

好きな漫画の話もあって、戦場にいるのは漫画の影響もあると語っていた。作者は全然知らない漫画家さんだったけど、雑誌で連載されて出版されていた。自分の周りにはいない特殊なタイプの人だけど、好きな漫画に影響を受けたというだけでなんとなく同じ世界にいる人なんだと思える。

どうして戦地に行ったのかについて何度も質問されて、自分の『情熱』だと答えていた(途中から『熱情』になった)。具体的にどんなふうに軍隊に入ったかは語らず、答えはずっと『情熱(熱情)』の一点だった。「人を助けたいから」とも言っていた。それが印象的だった。

『情熱(熱情)』は、現実を変える力のことだと思った。
誰の目から見ても明らかで普遍的な現実と、自分の中から出てくるパワーでぐにゃっと形を変えた現実がある。後者は人がそれぞれ見ている世界で、一つとして同じものはない。
この人も、自分の中の『情熱(熱情)』で、日本を飛び出て義勇兵になって、ぐにゃっと世界の形を変えたのだ。

自分の中から出てくるパワー。現実だけを見て判断していたら、今の自分はなかった、いてもたってもいられない、という感じ。誰にも真似できない。使い方も方向性も人それぞれだと思うけど、誰にでもこのパワーがあるんじゃないかと思う。
自分の力だけじゃどうにもならない時もあるし、現実だけしか見れない時もあるけど。

着地点がだいぶ離れたけども、そんなことを感じた。


軍隊の人たちも大変だと思うけど、現地に住んでいる人たちが本当に気の毒で辛い。
戦争って理不尽だなと改めて思う。
早く終戦してほしい。



2022/10/03


散歩した。
考え事をするなら外を歩く。戦略会議はカフェ。
というルールを作った。
なるべく家にいたくない。
カフェに着いてノートに思っていることをつらつらと書く。
自分の得意なところ、それ以外で伸ばしたいところについて考えた。

個人事業主というとなんか立派なような気もしてくるけど、収入はわずかなので、気が小さくなってしまう。自分一人の力ではなんとなく限界を感じている。雑務を手伝ってくれる人、仕事しているか見張ってくれる人、電話でいつでも相談に乗ってくれる人がいてほしい。
きっと今の私には個人事業主の筋肉が足りていないのだろう。
今はヒョロヒョロでも、いろんな筋肉を鍛えて、いつか大きな仕事もエイヤーと持ち上げられる人になろう。

川に沿って歩いているとなんだか気分が良くなってきた。上流に向かって歩くと、水の流れと自分の動きが逆らって、なんだかいい感じになる。思考がクリアになった気がしてくる。

水鳥がたくさんいて晩ご飯を探していた。その様子を眺めながらフカフカの草の上を歩く。定期的にこのフカフカを踏まないと気が済まない。
座ってぼーっとしていたらあっという間に日が沈んで暗くなった。

近所の川


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