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コンセプトのお役立ちがすごい

こんにちは。

自問自答ファッション教室でコンセプトが誕生してから、2週間が経ちました。

その後こんな変化があったよという記録です。

私のコンセプトは、<かわいくて 活動的で 自立した 幅広い世界をみせる 映画監督 >です。

できたばかりなので実感は浅いかもしれませんが、あるのとないのとで心構えが結構変わったと思います。

前回のnote ↓

<かわいくて活動的で自立した幅広い世界をみせる映画監督>は理想の自分でもあるけど自分の中から出てきた言葉で作られているので無理や違和感もない自然な理想と呼べる気がします。がんばろうという気持ちにも、ワクワクした気持ちにもなれる。勇気をくれるお守りみたいな感じです。 ”


未来の地図のナビ🚗

私は普段から普通のスケジュール帳の他にムーンプランナー というちょっと変わった面白い手帳を使っています。ムーンプランナーは月の満ち欠けに合わせたスケジュール帳です。その中に〈自分のなりたい姿〉〈MY VISION〉を書くコーナーがあり、実は長年使っていてたぶん一度も書いたことがありませんでした。書かなくても楽しく使っていたのですが、自問自答ファッション教室でできた自分のコンセプトを書いてみたところ、急にスケジューリングが簡単になって、びっくりして今までもったいないことをしたなと反省しました。

コンセプトがない状態の時はまず、「えーととりあえず家の片付けをして…」となんとなく消極的な理想で予定を立てます(もちろん家の片付けも大事だけど)。そしてやっているうちに「なんでこれをやろうと思ったんだっけ?」とやる気にムラができます。うまく計画が進むこともありますが、一つのテーマを続ける難易度は上がってしまいます。コンセプトがあると楽しく簡単に「もっとこうしよう」と成長のしがいがある、軸のある内容になります。

私はまず年間の予定が見渡せる〈サマリー〉に欲しいアイテムを付箋に書いて貼りました。秋冬物より春夏物が苦手なので、買い物の予定は3月以降に集中しています。来年3月までのお買い物の計画がおおまかに完成しました。

今持ってる服に足りないのはこのアイテムで、試着はこの時期で行こう〜なども書き込みます。逆にこれは違うから手放そうとか、この辺をすっきりさせたいとか余分を減らすことも考えて、新月前の欠ける期にクローゼットの見直しの予定を入れます。ウィッシュリストの行きたい場所や欲しいものも浮かびやすぐなるので、積極的に書き込みます。

向かう方向がちゃんと決まっている方が予定を立てやすいのは当たり前なのですが、意外とできていませんでした。コンセプトは手帳タイムの良き案内役になってくれます。


理想のお守り

私はどちらかというと自信のない怖がりな性格なのですが、コンセプトを決めてから必要以上に自分を評価したり卑下したりすることが少なくなったような気がします。オンとオフが作りやすい。コンセプトを作ったからといって常に100%その自分でいなければならないというわけでもないので、適当な自分は適当な自分として許容範囲を設定できるようになりました。不安になった時もコンセプトを思い出せば自分の役割りを確認できて落ち着くことができます。コンセプトがないときは頭の片隅でこのままでいいのかなと自分にないものを求めたり世間一般に引っ張られたりして意識があちこちにいって疲れてしまいがちでした。逆にコンセプトが決まっていると何もしてなくてもなぜか自信がある(?)

ずっとコンセプトを決めたくない、自分は何事も決めきれないタイプなのだと思っていたけど、本当に願っていてしっくりくることは決められる、もしくは、また変えたくなったら変えてもいいのだと思って、決められたのかもしれません。コンセプトなしに「普通こういうものだよね」に向かっていくと楽しくないしつまらない。「真面目」「しっかりしている」など世間に求められていることに対応することもあるかもしれないけど、ずっと自分を無視し続けてしまうのはちょっと窮屈です。

自分のコンセプトは自分のためだけに考えたオリジナルだから、自分に正直でいられる。なりたい要素でもあるけどすごく背伸びしたものではなく、絶対コンセプト通りにできないとダメとかそういう話でもないので、理想でもあり心の拠り所とか安全な場所みたいな感じです。安全な場所がないと何か頑張ろうみたいな気持ちにはなかなかなれないものだと思っています。


世界をひろげる遊び

前回のnote ↓

自問自答ファッションのコンセプトは〇〇な仕事人とか〇〇な女性とか何かしらの肩書きをつけるけど、別に自分の本当の職業じゃなくてもいいのが楽しい。私のコンセプトは映画監督という職業になっていて、なんかちょっと偉そうだし職人気質で気難しそうなところが気に入っています。

ちょっと話題がそれるのですが、コンセプトには肩書きがついていて、わたしの場合は〈幅広い世界を見せる映画監督〉になっています。実際は映画をとったこともないし、しょっちゅう映画を観ているわけでもありません。でもコンセプトになってから外を歩いているときや思い出したときに、心の中で映画監督になりきっています。散歩しながら見つけたものを写真や動画に撮ったり、読んだ小説や観た映画のことをTwitterに呟くようになりました。音楽やアニメなどにも興味の幅が広がりました。見たこと気になったこと考えたこともなるべくメモするようになりました。動画の編集はまだできてないです。紙芝居づくりからやろうかな。自分が映画を撮るならどんな映画を撮るかな?と考えるのはすごく楽しいです。やってみようかなと思うだけでも元気が出ます。世界が広く感じられます。

世界の見え方がちょっと変わる意味では、自分がもし宇宙人だったらと想像する遊びをよくやります。自分が地球に来たばかりの宇宙人だったらどんな風に感じるか。地球のどんなところが好きか、人間のどんなところが好きか。肉体や五感が新鮮に感じられるだろうし、人間以外の生命も面白く感じるだろうな。いつもの景色も少し違って見えたり、そういえばあれって何だろうとか新たな疑問が生まれるかもしれない。人間のままでも充分面白いんだけど、普通に生活していると面白さが感じにくくなってしまうし、嫌なことがあったりするので、たまに宇宙人になって新鮮味を取り戻しています👽


言葉選びは大事

<好き>や<なりたい>言葉を見つけるとワクワクする、自分に勇気を与えてくれる、がんばろうという気持ちになれます。色々な言葉に触れて自分のお気に入りの語録を作りたい。あきやさんによると<好き><なりたい><違和感>でカテゴリーを分けておくと良いそうです。自分の仕事にもコンセプトをつけてあげました。このコンセプトは誰にも言わない秘密ですが、やはりワクワクしてがんばろうと思えます。次はお家のコンセプトも考えたいです。

先日の自問自答×ムンプラのコラボ動画でムーンプランナーさんがご自身のコンセプトを特別に教えてくださったんですが、それがめちゃくちゃかっこよかった。いくつかポンポンポンとコンセプトが出てきて、コピーライターさんなのかなってくらい簡潔で分かりやすくてかっこいいコンセプトでした。私も自分専属のコピーライターさんになりたい!です。

逆にちょっと怖かったのが、最近「むらさきのスカートの女」という今村夏子さんの小説を読んだのですが主人公の言葉選びが虚無というか自分がないというかわざとそういうふうにされていて、ほの暗ホラーでした。タイトルにスカートが入ってますがお洒落とは違う方向です。面白かったです。

選ぶ言葉によって自分の人生が変わってしまうかも、と思ったらなんだか怖くなってしまいましたが、これから肯定的な表現をいっぱい増やしてワクワクと楽しいを探していきたいですね。


ファッションのナビ🚗

ここまで書いてきて、言葉にワクワクと勇気を求めている私は、たぶん言葉と同じようにファッションにもワクワクと勇気を求めているのだとわかってきました。ワクワクした気持ちになれる服、勇気がもらえる服。<好き>と<なりたい>の服。それが知りたくて自問自答ファッション教室に行ったのでした。

服を選ぶときに自分のコンセプトで意識したい箇所は〈かわいい〉〈活動的〉〈自立〉の部分で、ざっくりとですが〈かわいい〉は好き、〈活動的〉はワクワクと動きやすさ、〈自立〉はなりたいや勇気がもらえる感じと言い換えられます。全部互いに作用し合ってるので分けて考えることはしないと思います。わりとシンプルな要素ばかりなので、できれば3つとも当てはまる服を見つけたいです。

肩書きの〈映画監督〉の部分はそんなに強く意識しなさそうですが、自問自答ファッション教室で「何かを作る人は自分が何を着ていようがあまり気にしていないがち」みたいな話が出たときにあきやさんに「映画の賞を取ったときにどんな服を着ていたいか、自分の個展のときにどんな服を着ていたいかを考えてみてください」とアドバイスをいただいたのでそこをイメージしています。あきやさんのファッションも「毎日がサイン会」ともおっしゃっていて、なるほどーと思いました。親しみがあってきちんとした服装がいいな、とか、自分の好きなクリエイターさんが作った服も着たいな、なんて考えています。監督要素のある服もまた見つけるかもしれません。メガホン?

コンセプトができたばかりなのでまだふんわりとしたイメージしかしていませんが、〈かわいい〉〈活動的〉〈自立〉に合わせて探した服はきっとワクワクして勇気をくれる服になるでしょう。でも無理に結びつける必要もないと思っています。もしコンセプトに合わないものが着たくなったら言葉にできていない自分の新たな側面が出てきたのだなあと思います。


まとめ

大まかにまとめると私はコンセプトを作ってから予定をたてるのが楽しくなったし、不安の解消に繋がったし、興味の幅が広がって遊べるし、語彙力が鍛えられるし、お洋服選びもできるしで一石百鳥くらいの得をしているなという感じです。私にとってコンセプトは理想でもあるけど安心でもあり、世界を広げて思考を自由にしてくれるアイテムだと思っています。なくても生きていけるけど、あったらきっともっと楽しいのではと思います。どんな時でも自分のやりたいことや楽しいことに向かって行けるように、コンセプト作りはオススメです。これからもワクワクして勇気の貰えるコンセプトを考え続けようと思います。


最後まで読んでくださってありがとうございました!💐

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