【第10回】情報リテラシー論レポート
こんにちは、ゴンザレス鈴木です。長岡造形大学の「情報リテラシー論」のレポートになります。第10回の講義テーマは「様々な動画とネット生配信」です。
01.動画撮影の普及
昨今では様々な動画が誰でも簡単に撮影できるようになってきました。かつては三脚を立ててビデオカメラで撮っていただいてホームビデオも、スマホを持っていれば思い立った時にすぐ撮影が可能です。
スマホのカメラには色々な機能があります。スローモーションはその一つ。FPSを切り替えることで動画編集のスキルがなくても撮影が可能です。スローモーションは時間のながれをゆっくりにさせるのが特徴。そのため、伝えたいことをしっかりアピールすることができます。また、低速の再生は人々を焦らしますから、もどかしく感じた視聴者の欲を掻き立てる効果もあります。美味しそうな食事がスローモーションで映る動画には、食欲がそそられますよね。
反対に、時間の流れを速くするタイムラプス機能もあります。長くて単調な映像を見続けるのは飽きてしまいますし、そこそこの苦痛です。1倍速でなくても情報が伝わる動画は、スピード感を持ったタイムラプスが相性がいいです。また、タイムラプスは定点観測にも向いているので、メイキング動画などに有効活用できますね。
02.スマホの普及と動画の在り方
スマートフォンが普及したことで動画も身近なものになりましたが、動画のあり方にも影響を及ぼしています。みなさんスマホを使用するときは、一部のゲームなどを除いて、縦の状態で利用していますよね。動画も、2015年ごろから縦画面で撮影されることがポピュラーになってきました。縦画面の動画は、スマホの画面にぴったりハマるので、没入感が増しますね。最近では当たり前になってきた縦動画ですが、YouTubeなどでも以前は横動画のみの対応だったようです。
この特性を利用して、たくさんの縦動画を配信するサービスなども発展します。「C CHANNEL」などのアプリが代表的ですね。残念ながら2020年にはサービスを終了してしまったようですが、若い女性向けの縦動画コンテンツは人気を博していたようです。
また、スマホのいつでもどこでも使えるという利点から、動画は「録画」だけでなく「生配信」のコンテンツも台頭するようになってきました。現在はほとんどの動画投稿サービスで生配信の機能がありますよね。ライブやゲーム配信をはじめとして、イベントに利用するなど、離れていても同時に物事を楽しめるサービスが増えてきています。
03.発信のかたち
隙間時間にスマホを利用して動画を見る、という人も多いと思いますが、「短い動画」にも注目が集まっています。TikTokをはじめとした数秒から数十秒程度の短い動画を発信できるサービスが増えています。YoutubeやPinterestの「ショート」機能、LINEの「Voom」などはの短い動画は、忙しい現代人にとってサクッと情報を手に入れられる手段なので好まれやすいようですね。しっかり腰を据えて長時間の映画を観るなど以外にも、動画の楽しみ方は様々になってきたということですね。
また、短くなっているのは動画そのものの時間だけではありません。Instagramの「ストーリー」は、投稿から24時間で自動的に削除される機能です。通常の投稿は自分が削除するまで消えませんが、ストーリーは基本的に長期的に残ることがありません。今だけ見られるような特別感、また残らないことで投稿への気軽さも特徴の一つですね。また、長期的にデータが残らないということは、Instagram側としてもサーバーへの負担が軽くなるという利点もあります。
04.まとめ
今回は動画に関する様々な事例を学びました。動画は視覚と聴覚に訴えかける効率的な情報伝達手段ですが、その形は時代や流行とともに様々に変化・進化を遂げているようですね。
第11回である次回講義のテーマは「苦戦する紙媒体と電子書籍」です。以上、ゴンザレス鈴木でした。
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