今後の勉強の仕方

公立音大受験のために地元でピアノの先生を探した。

インターネットで自分の家から近い教室という条件だったのだが、1つ目にヒットした教室にカワイのHPから問い合わせをして、30分無料相談に行った。そこの教室は最初に面談があったのだ。

そこであと4か月で素人が公立音大の受験をしたいからピアノを教えてくれと伝えたところ、「無理」という回答だった。

とはいえ、学ぶ気で行った私はそれでもピアノのレッスンはやりたいとお伝えしバイエルからスタートしたのが12月。

現実を目の当たりにし、4か月で受験とか言った自分をひっぱたいた。

ただ、この先生がまじで神であることが次第に分かるのだが、もともと東京音大を出られてずっと東京で教えをなさっていた方で、しかも受験対策のプロであったのだ。

こんなに素晴らしい先生が1件目にヒットしたというラッキー。

厳しいけれどお上品でさばさばしててとっても賢い様子が言葉の端々から感じられる。知識の塊だ。

そんな先生と改めて相談の時間を設けることになった。というのも、大学の勉強を自力で進める中で、さっそく壁にぶつかった。

「終止法の種類を述べよ」

え、なにそれ、え?それってどういうこと?

調べても調べても活字でたくさん読んでも理解できない。必要な情報が絶対的に欠けている。これは先生に相談するしかないと思い、日常のレッスン時に相談したところ、和声と楽典については別に座学の時間を作ったほうがいいのでは?という結論に至った。

そのための相談の時間だった。

普段は1時間ピアノ、10分程度簡単に楽典をやって、1時間ソルフェージュ(視唱と聴音)をやっている。自身の仕事もあるため月に3回程度だ。

学校の教材をお見せして、ひとまずは今やっている先生の楽典を最後までさっさと終わらせて、それが終わったら学校の楽典を使って最初からおさらいを兼ねて取り掛かろうということになった。

ホッとした。

分からないまま課題をこなして単位を取ることはできる気がする。でも、それでは何も意味が無い。

なんとなくで続けてきた音楽ときちんと向き合って理解することが最大の目的であることを忘れてはいけない。本当は通学を選択したかったが、通信の選択は自分の状況を考えればベストだったとは思っている。

急がば回れ。

1つずつ理解して進みたい。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?