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【いちばんすきな花】私はわたしを諦めないことにしました

いちばんすきな花

 こんにちは、ダンス❌ビジネス❌SDG'sの起業を目指すフクシンCEOです。今日も見ていただき、ありがとうございます。
 成熟した大人の価値観を持っている人だけがわかる、潜在意識で人生を拓き、見た瞬間から人生が変わるお話を発信しています。
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 いちばんすきな花
 僕はいつも秋とか春とかのテレビドラマが始まる時にいくつかのドラマを見ます。だいたいお気に入りは、一話完結でないシーズン通してのストーリーがあること、それとハートウォームなドラマを選びます。

 皆さんは、どんなドラマを見ますか?
 ドラマを見るのに自分に境遇が似ているものなど共感するドラマ、自分とは全く違う境遇のドラマ、楽しいもの、恋愛もの、ドキドキするもの。ドラマを見る上ではいろんなきっかけがあります。

 僕は、その中で今回、過去の自分と重なるところがあって共感することが多かったこと、登場人物の心の描写が丁寧に描かれていて、脳科学の中で学びが多いことでこのドラマを今回は選びました。
 今日は、このドラマの中で心が震えるすごくいいシーンがあり、共感したことと、今なら人ってこうだろうって思ったことを皆さんと共有したいと思います。

 今日は、自己肯定感が低い人、また学生の頃低かった人、承認要求で悩んでいる人に向けて10分ほど見ていただくと、自分に過度な期待をかけることは必要じゃないってことがわかると思います。

 中山ゆう子さんの著書 わたしは「私」をあきらめないことにした
 安達裕哉さんの著書 頭のいい人が話す前に考えていること 
 中野信子さんの著書、世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた 
の内容にも触れながら今日お伝えしたいのは、

 誰かと寄り添っていい

このことを4つのポイントでお伝えします。 

優しいドラマ

 見たことがない方もいらっしゃると思うので、フジテレビのウェブサイトから、このストーリーをお伝えします。
 主人公は潮ゆくえ(うしお・ゆくえ)、春木椿(はるき・つばき)、深雪夜々(みゆき・よよ)、佐藤紅葉(さとう・もみじ)という4人の男女。そんな年齢も性別も、育ってきた環境も全く違う4人がある日、「唯一心を許せた異性の友達が、結婚を機に友達では無くなってしまった」、「結婚を考えていた彼女を、彼女の男友達に奪われた」、「友達になりたいだけなのに、異性というだけで勝手に恋愛と捉えられてしまう」、「友達の友達もみんな友達と思っていたが、気付けば本音を話せる相手はいなかった」と、それぞれの日常のなかで“友情”や“恋愛”にまつわる人間関係に直面。境遇だけでなく、考え方も全く違う彼らが、ふとした出来事を機に巡り会い、“友情”と“恋愛”というテーマに自然と向き合っていくことになるストーリーです。

 僕が気になったのは第5話
 佐藤紅葉君のシーンです。ここからは僕の独断と偏見も入ってます。

 いじめをしている奴より、いじめを見てみぬふりをする奴より、誰よりもいちばん最低だったのは俺だった。
 紅葉がこのシーンで目覚めるところから第5話は始まります。

 紅葉はイケメンで、誰からも好かれて、誰とでも仲良くなれる。明るくて優しい。

 学生時代から、暗にパンダと友達から呼ばれていました。

 イケメンなので、友達に合コンのメンバーとして最初だけ呼ばれて途中で帰っていいよって言われたりとか、ナンパを代わりにするとか、客寄せパンダの意味で高校を卒業した今でも便利に友達から使われています。文化祭の実行委員も頼まれると受け入れ、自分が必要とされる時、すべて受け入れるそんな紅葉です。

 周りへの優しさもあって、高校では友達がいなくていつもクラスで一人でいる子を見つけては、声をかけて一緒にいてあげる。篠宮君は2年の時、紅葉からイラストを描いているところで共感して声をかけられ、孤独にならずに学生を過ごすことができました。

 卒業してから何年か経って、紅葉はアルバイトをしながらイラストレーターをしています。そんな時、油絵でアーチストになった、篠宮くんからコラボのお話が舞い込みます。

 何年振りかのアトリエでの2人の再会。
 仕事の話の前に、篠宮くんからは、2年の時に声をかけてもらったことの感謝。
 友達が多くて、明るくて、日陰の僕たちにも気づいてくれるのは佐藤君だけだった。憧れだったって仕事のお話の前に当時を振り返ります。

 でも紅葉は、クラスで一人で可哀想な奴は、余っているやつがいると、そういう奴は裏切らない。一緒にいるだけで嬉しそうにする。自分には本当の友達なんかいなくて、いいように使われていた。それがしんどいから、一人のやつを見つけて優しいふりしてた。
 紅葉はそう告白します。そう自分も孤独を恐れていたのです。

 篠宮君からは
 そうやって仲良くなるのは、普通とどう違う?そっちの罪悪感で思い出塗りつぶさないで欲しい。優しいふりしていて欲しい。

 コラボの話はなくなり、シーンの最後、篠宮君が紅葉は一人で可哀想だから、仕事紹介するという言葉で二人は分かれます。
 胸が潰れそうでした。

 誰もが人に認められたい。
 人は社会的な動物です。
 自分という人間がここにいることを知ってほしい。だから誰にでもわかっていて欲しい。誰かに求めます。
 でも、誰かから求められる姿と、自分が自分でいたい姿。これは一致しません。
 社会の中で求められる姿と、自分のイメージの中で折り合いをつけてみんな生きています。

 インポスター症候群とは、周りから求められる自分の姿が高く、本当の自分はそんなにいい人間じゃないというギャップから、矛盾に対して苦しむ状態。

 誰かから見たら光り輝いている人も、いろいろ抱えてる。
 そう、本当に強い人間なんていません。

誰もが体温を求めてる

 求められるまま答えているうちに、知らず知らずのうちに、一人になってしまっていた紅葉
 すると椿から偶然電話が。
 「耳貸せるよ」 椿と紅葉が電話越しで話すシーン
 思いを吐露する紅葉を 優しく受け止める椿、対面じゃなくても 椿の優しさを感じる瞬間でした。

 誰かから受け止めて欲しい。
 耳を貸す、すごくいい言葉です。
 こういう時、アドバイスや余計な言葉はいらない。
 いくらいいアドバイスでも人は動きません。人は理屈ではなく、感情で動くから、気が乗らないものについては、言い訳が浮かんでくる

整理をしながら聞く技術
1 ゴールの確認
2 考えていることを聞く
3 話を整理して相手の意思決定を助ける

 モヤモヤが言語化され明確になるとやるべきことがはっきりし、割り切って行動に移せる

 そう、聞いているだけで、人はアウトプットし、自分で自覚することがいちばんの薬になります。

 ネガティブケイパビリティって言葉があって、世の中にはどうしようもないことがあります。誰もがそれは知っていて、でも、自分で発信することにより、そのことを再確認するプロセスが大事です。
コミュニケーションの醍醐味は一緒に思考を掘り下げることで一人で気づかなかったことに気づくこと

 このことが大事です。

 人間は理解されたいと思うもの
 理解してくれる人に対して感謝の気持ちを抱き、その感謝の心を示したいと思う
 脳の報酬系の活動が高まると、大きな快感を覚えます。
 そのためには話を聞く力をつけることが大切です。

ココロに折り合いをつける

 ドラマの終盤では、主人公の4人が子どもの頃になりたかった職業として、棋士、学者、ミュージシャンであることを語り、今実際には塾講師、会社員、美容師と違う職業になっています。
 なぜ本気でなろうと思わなかったのか、

 自分の能力に限界を感じたから
 目指して無理だった時怖い
 世間体

 でも今の仕事も叶わなかったわけじゃなかった。そうとも伝えます。 
 紅葉はイラストレーター

 最後は、並んだ色の違うマグカップ4つ
 主人公のうち3人の誰もが選んでなかった黄色のマグカップを紅葉が選んだところで、誰も余ってないっていうメッセージをあたたかく伝えてくれます。そう、余った人なんていない。

 誰もが支えられながら生きている。体温を求めながら、生きている。そんなことを感じながら優しく伝えてくれます。

 孤独
 誰もが恐れます。
 生まれてくる時、誰もが母親から一つの個体になるときに、孤独への恐怖が生まれ、一生抱え続けて生きていきます。
 だから人は、社会を良くするために、人と人との繋がりをいいものにするために生まれてくる。そんなふうに思います。

 人間と書くのは人は人の間で生きている。そんな意味。
 人に頼っていい。甘えていい。寛容性のない世の中、自己責任とかいう言葉が流れる日本で、本当に大事なのは?という問題提起をしてくれるいいドラマです。

 優しいと思った人にとっては優しいでいい。その人がどう見ているかだけでいい。
 このストーリーでは最後この言葉で締め括られます。

 承認欲求や知名度以外の価値に気付けてない。
 何が何でも死ぬまでそれにしがみついている幻想を抱き続けている

 だから自分らしさを楽しめてない

 睡眠欲、性欲、食欲と並び立つ承認要求には、他者承認欲求と自己承認欲求があります

 本に書いてあった言葉ですが、
 他者から承認されたいのは、男性に多い傾向
 自分で自分を承認したいのは、女性に多い傾向

 でも、人から褒められることを放棄すれば自由になれます。
 自己肯定感が高い人は、評価軸が内側にあります。

 自分軸、それは自分ではなかなか見えないもの

 だから、誰かに求めたいと誰もがそう思う。

 誰かの求める自分である必要はありません。
 自分軸を確かめたいなら、誰かに甘えればいい。寄り添いたいと思えば、寄り添えばいい。
 誰かも強くない。自分も強くない。
 でもそのバランスで生かされている。

 それと、自分軸は他人に委ねるのではなく、また違う自分になる必要なんてない。あなたの持っている今のままのハビングで十分魅力的です。

 いちばんすきな花

 すごく優しい、ハートウォームな、体温を感じるドラマです。
映像も綺麗、キャストも素敵です。サイレントと同じスタッフで創っておられるようなんですが、この描写、僕は好きです。

 今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
 成熟した大人の価値観を持っている人だけがわかる、潜在意識で人生を拓き、見た瞬間から人生が変わるお話を発信しています。見逃したくない方は、チャンネル登録といいねお願いします。 
 フクシンCEOでした。


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