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映画『ひろしま』大阪上映・トークイベントのアーカイブ

映画『ひろしま』大阪上映・トークイベント
―約8万8千人の市民が参加した幻の映画―


日時:2021年7月22日(木・休)午後1時30分~上映
会場:エルおおさか本館7階709
   (地下鉄・京阪「天満橋」駅から徒歩10分)
参加費:一般1,800円、障がい者・学生以下1,000円
主催:映画『ひろしま』大阪上映・トークイベント実行委員会
提供:独立プロ名画保存会

トークイベントのアーカイブはこちらから
https://www.youtube.com/watch?v=CjzIimne24Q


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映画『ひろしま』とは

 長田新が編纂した文集『原爆の子~広島の少年少女のうったえ』(岩波書店、1951年)を八木保太郎が脚色。原爆投下の8年後に日本教職員組合と広島市民の全面協力によって制作された。
 実際に被爆した市民など約8万8千人がエキストラとして参加し、原爆投下後の群衆シーンが撮影されたが、完成当時は大手配給会社から上映を拒否され、「幻の映画」と言われる。近年、世界各地で上映され、注目を集めている。

1953年/日本教職員組合作品/104分
監督:関川秀雄 脚色:八木保太郎
原作:長田新 撮影:宮島義勇 美術:平川透徹 音楽:伊福部昭
出演:月丘夢路 岡田英次 加藤嘉 山田五十鈴 原保美 利根はる恵

トークイベントゲスト

たちばな ゆひさん(俳優)
 学生時代に「映画『ひろしま』を世界へ~学生プロジェクト~」の一員として、『ひろしま』の英語字幕作成に関わる。映画『大コメ騒動』でおかかの一人・ミネ、NHK『歴史秘話ヒストリア』で今川氏真の妻・早川殿、阿野廉子を演じるなど活躍中。

富山 仁貴さん(兵庫県立大学非常勤講師)
 戦後の地域社会運動史が専門で、教育運動や教職員集団の歴史に詳しい。「教員組合運動における文化運動と映画―1950年代の京都教職員組合を中心に―」(2015年)など論考多数。関西学院大学大学院文学研究科博士後期課程修了(2021年)。

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