地質時代の新しい分かれ目を決めているらしい(人新世)

別府湾も候補、「人新世」の区切りの基準となる地層、選定始まる (ナショナル ジオグラフィック日本版) 
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 第2次世界大戦後、人口や工業・農業活動の急激な増加により、人間が地球に及ぼす影響は急激に増大しており、この現象は「グレート・アクセラレーション(大加速)」と呼ばれている。(引用という名のパクリ)

これはもう新しい地質時代「人新世」なのだ、ということで地質時代の分かれ目の厳密な基準となる地点を探しているらしい。国際層序委員会(ICS)の人新世作業部会(AWG)は全ての地質時代の分かれ目についてそれぞれ地球上で1箇所ずつ決めているらしい。この地点はゴールデンスパイクというそう。

地点によって、1957年以降の核実験によって核物質が堆積するようになったサンゴの地層(オーストラリア、フリンダースリーフ)、1956年ごろから核物質、DDT、火力発電由来のすすが堆積していて、化学肥料の増加により変色が起きている地層(ドイツ、バルト海)、1892年のダム建設以降ねん6〜8cm泥が堆積するようになった湖底の地層(シアーズビル貯水地、アメリカ)などがある。

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