先発優位と後発優位

日本は企業でも政府でも研究とか開発への投資額が米中に全然勝ってなくないか?と思い、後発でも勝つにはどうすれがいいのかな?という疑問から。

先発優位
市場の独占
参入障壁をつくる(特許・知的財産権など)
生産性で差をつける
標準化・規格化
ブランド化

後発優位
開発投資や開発力が少なくて良い(一からの開発ではなく、先発製品・技術の分析でOK、改良・改善だけで価値になる)
市場へのフリーライド(広告宣伝活動費が少なくて済む)

先発のすべきこと
技術などノウハウのブラックボックス化と特許などによる参入障壁の形成
→有用性&非公開性&管理性 特に物理的・人的な管理性
100%の障壁はできなくても市場・技術・製品をできる限り独占

後発のすべきこと
市場の調査・分析→後発として市場に参入する価値があるか(世界的に市場に参入する企業数、投資金額、投資人材などを検討)
技術・製品の調査・分析→先発の技術(特許)やノウハウを利用せずに製造できるか、特許を利用しても競争力をもてるか
先発人材のハンティング(人材攻略法)
知的財産権の打破→先発企業からの知財攻撃に対抗するために、知財情報を調査・入手・視覚化(パテントマップ・デザインマップ)する(誰が権利保有者かが大事)
特許権や意匠権を侵害する可能性があるか否か

こんなん考えながら開発とかしてるの大変だなあと思いつつ、後発でも市場を選べば十分に参入するチャンスはあることが分かった

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