リース事業とはなんぞや

ふと、オリックスって何の企業?と思った。調べてみると、多角的な事業展開をしているが、始まりであり、大本であるのはリース事業らしい。はて、リース事業とな?

リースは購入とレンタルの間にある、代替購入&長期レンタルという立ち位置。つまり、通常のレンタルはCDや車など、短期間利用の需要が多く、高回転で多くのユーザーにレンタルを回す事業。リースは需要が少なく、わざわざレンタル事業をする会社はないんだけど、期限付きで使いたいな~、ずっと使いたいわけじゃないし買うと高いんだよな~というモノを、じゃあ代わりに買ってレンタルみたいに利用させてあげるよ、という事業。もしくは、供給が少なく、長期利用が前提なんだけど、最新版がしょっちゅう出るからずっと最新のやつを使いたいんだよな~というモノをレンタルしてあげるよ、という事業。そうはいってもレンタルを繰り返すのと、融資で購入するのと何が違うん、と思う。リースの最低契約期間は耐用年数の60~70%となっていて、購入とあんまり変わらん。

メリットとデメリットを考えたい。

メリットは、①リースしてもらう商品をユーザーは自由に選べる。(商品を限定したリースもある、カーリースプランとか)②まとまったお金がなくても利用できる(リボ払い的な)③レンタルよりは割安(時間当たり)③節税(損金処理?)(赤字企業や法人税を払わなくてよい公益法人や宗教法人にはメリットなし)④所有権はリース会社にあるので計算が楽で事務を合理化できる(資産計上、減価償却費の計算、固定資産税の申告・納付、物件の保険加入・支払いが不要になる)(サイトによって違うけど一番確かそうな2コ目のサイトにはそう書いてあった)⑤融資は負債となるので、融資を使わないことで他の資金需要機会に融資枠をとっておける⑥開発の早い製品を新品に更新し続けられる

デメリットは、①トータルでは融資より高くつく②中途解約ができない③所有権はリース会社にあり、リース終了後はリース会社に返却する④保守義務・修繕義務はユーザーにある

ここで、需要が少ないものを買ったりして、リース会社はどうやって利益あげるの?という疑問をもった。いや、これは勘違いか?

リースにはリース会社が代わりに買ったる、というファイナンスリースと、持ってるもん貸したる、というレンタルみたいなキャピタルリースがあるらしい。これは中古市場の有無で変わってくる?もうわからん、、、

とりあえず、わざわざリースを使う動機としては、最新機器を割安で導入し続けたい。まとまったお金ないけど、融資枠残しておきたい。会計処理めんどいし、融資よりちょっと高くてもいいや、使い終わったらいらんし。みたいなところかな。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?