大阪市の街路樹撤去を考える会

突然「撤去します」という張り紙が貼られていたイチョウの木。公園事務所の職員に話を聞くと、「剪定管理をすれば生かせる」樹木もあるという。いろんな意見はあろうが、何も知らないまま撤去されていいのだろうか? https://www.change.org/osaka_tree

大阪市の街路樹撤去を考える会

突然「撤去します」という張り紙が貼られていたイチョウの木。公園事務所の職員に話を聞くと、「剪定管理をすれば生かせる」樹木もあるという。いろんな意見はあろうが、何も知らないまま撤去されていいのだろうか? https://www.change.org/osaka_tree

最近の記事

【警戒】2024年度の高木伐採箇所(大阪市)が発表されました

*写真は、2023年春に伐採された街路樹(大阪松原線)。 【警戒】大阪市による「安全対策事業」と称する高木減らし、2024年度の実施箇所が10月8日、HPで公開されました。🪚 各区ごとの伐採と植え替えの状況を、表にまとめました。 13の区で、高木82本、低木2175㎡が伐採されます。 今年度は街路樹のみ。 昨年度(街路樹+公園樹で約2700本伐採)にくらべると激減していますが、 それは、昨年度までに大部分を切ってしまったからです。 植え替えは、高木22本。 伐採本数に対し

    • みどりの都市・大阪ONLINEについて”市民の声”で聞いてみた

      大阪市建設局の公式アカウント「みどりの都市・大阪ONLINE」の運用がことし(2024年)5月から始まった。 目的は次のように書いてある。 しかし3ヶ月経っても情報の発信が質量ともに貧弱に感じられ、それに応じてかフォロワーが増えていない(9月17日現在で、Xは62フォロワー)ので、「市民の声」で質問してみた。 <質問:8月6日> 令和6年5月定例会建設港湾委員会(5月23日開催)における建設局長の見解について質問。 局長は、“北田辺駅前線の街路樹について市民や専門家とと

      • 【陳情】2024年9月、大阪市議会に2件提出&局長見解

        2024年9月12日開会の大阪市議会(135日間)に、陳情を2件出しました(9月9日締め切り分)。 ※9月20日開催の建設港湾委員会における陳情への建設局長の見解を追記しました。 ①街路樹・公園樹の伐採判定において、樹木が熱中症対策になることなどプラス面を取り入れ、伐採樹木を厳選し、伐採本数を最小化することを求める陳情書(陳情162号) ▼建設局長見解(9月20日開催の建設港湾委員会) ・陳情第162号第1項目は、大阪松原線における、歩行者による“車道の利用”の実態につい

        • 扇町公園”疑惑のサクラ”、大阪市による”市民分断の象徴”の木となってしまいました

          扇町公園の”疑惑のサクラ”については、下記の記事で経緯を書きました。 大阪市の安全対策事業で、扇町公園の木が55本伐採されるなか、1本だけ伐採されずに残った木です。 どうしてこの木だけが伐採されないのか。経緯を確かめるために、大阪市に情報公開請求をしたところ文書が公開されました。 要するに、扇町公園の地元の「北区連合町会」から、「桜並木に愛着を持っている」から、このサクラの木を残してほしいと要望があったので(2024年5月2日)、「対応方針」(下記に掲載する)に基づいて「

          大阪松原線の街路樹について、長居公園事務所からの回答

          大阪松原線の街路樹204本をぶった切った長居公園事務所から、私たちが出した要望書への回答が返ってきました(2024年8月8日付け)ので、ここで公開します。 大阪松原線の街路樹(アメリカフウ)については、長居公園事務所(大阪市建設局)と、6月27日に団体協議を行い、伐採の見直しなどを求めました。公園事務所の担当者からは誠意のない回答ばかりで、その後(7月5日)、残されていた3本も伐採を強行されてしまいました。 団体協議の内容については下記の記事をご覧ください。 今回、ここで

          大阪松原線の街路樹について、長居公園事務所からの回答

          ”扇町公園のケヤキ” 伐採保留を求める要望書への”回答”

          「扇町公園のシンボルツリー、ケヤキの伐採保留・経過観察を求める要望書」に対して、大阪市から回答が返ってきました。 「要望書」は下記の記事をご覧ください。 さて、送られてきた「回答」ですが、相も変わらず市民を舐めきったもの。 今回の要望項目については「これまでにも説明してきた内容」とあるが、こちらとしては、これまでの説明への反論として樹木医の診断書を呈示した。それにまともに応答せずに、「ご提示いただきました診断書につきましては、今後の業務の参考にさせていただきます」といつも定

          ”扇町公園のケヤキ” 伐採保留を求める要望書への”回答”

          扇町公園のケヤキ、”闇討ち”の写真が公開されました。

          扇町公園(大阪市北区)のシンボルツリーのケヤキが、扇町公園事務所によって”闇討ち(2024年6月26日)”されてから1ヶ月。 ”闇討ち”のときの写真を、情報公開請求したところ、このたび開示されました。 扇町公園事務所職員が撮影したと思われます。 たった4枚!!! しかも業者の姿を黒塗りするために一旦印刷しているので、かなり不鮮明。 税金を使った仕事、市民に堂々と見せればいい! ケヤキを切っているときの写真がないなど写真の選択が恣意的と思われます何より4枚しか撮影していな

          扇町公園のケヤキ、”闇討ち”の写真が公開されました。

          扇町公園 ”疑惑のサクラ”の行方は?

          ※8月1日追記しました。 扇町公園(大阪市北区)の真ん中には広場があります。 その西側にはサクラ並木がある。 写真は、その中の1本です。 このサクラ、再三の「伐採見直し要求」にもかかわらず、大阪市が安全対策事業で切ると決めた木です。下の地図の「植栽帯E-1の4」の木。 大阪市は、ことしの1月に伐採する予定でしたが、市民が声を上げたことで、この4月には満開の姿を見せてくれました。 ※要望、および回答の全文は下記のHPに 私たちが出した伐採見直しを求める要望に対する「回答

          扇町公園 ”疑惑のサクラ”の行方は?

          街路樹伐採後の大阪松原線は、灼熱地獄です。

          約200本の街路樹(高木)が抹殺された大阪松原線(阿倍野・東住吉・平野区)では木陰がなくなりました。 ※伐採の経緯は下記の記事をご覧ください。 そのため高速道路の下にできたわずかばかりの日陰を歩く人の姿が良く見られます。 車道です。危ない。 市民の”安全・安心”を謳って行った事業のこれが結末です。 ただし、歩行者にとっては、熱中症を避けるための自分を守るための行動です。 この通りの街路樹の伐採見直しを求めていた市民は、街路樹撤去で木陰が無くなることのデメリットも、

          街路樹伐採後の大阪松原線は、灼熱地獄です。

          【報告③】市民の活動の成果&今後(大阪市の樹木「最新の状況」)#STOP大阪市の樹木伐採 

          みなさん こんにちは。 大阪市の街路樹撤去を考える会です。 大阪の樹木、最新の状況の報告。3回目です。 前回の「報告」を未読の方は、下記のURLからご覧ください。 さて、 報告の①②では、大阪市の緑化行政の非道ぶりを、扇町公園と大阪松原線を例にしてお伝えしました。 結果だけを見るなら、樹木伐採の見直しを求める活動は失敗に終わったのかもしれません。 しかーし、 真っ当な声を上げ続けたために、当初の予定から、伐採を約半年にわたって引き延ばすことができました(扇町公園では伐採

          【報告③】市民の活動の成果&今後(大阪市の樹木「最新の状況」)#STOP大阪市の樹木伐採 

          【報告②】大阪松原線の街路樹 “全滅” (大阪市の樹木「最新の状況」)#STOP大阪市の樹木伐採 

          みなさん こんにちは。 大阪市の街路樹撤去を考える会です。 大阪の樹木、最新の状況の報告2回目です。 *写真は、大阪松原線の近影です。 前回の「報告」を未読の方は、下記のURLからご覧ください。 ●大阪松原線 阪神高速松原線の高架下の道路、大阪松原線の街路樹(アメリカフウ)は、3本残されていました。 2月、3月と2回行われた現地説明会において、長居公園事務所が伐採理由を十分に説明できなかったため、約90本が伐採「保留」になっていました。それにもかかわらず、公園事務所

          【報告②】大阪松原線の街路樹 “全滅” (大阪市の樹木「最新の状況」)#STOP大阪市の樹木伐採 

          【報告①】大阪市の樹木は「全滅」。闘いは続く… #STOP大阪市の樹木伐採

          みなさま こんにちは。 大阪市の街路樹撤去を考える会です。 大阪の樹木の最新の状況をお伝えします。 結論から申し上げると、 私たちが「伐採の見直し」を求めてきた公園樹・街路樹(2023年度伐採対象樹木)は、扇町公園の1本を除くと“全滅”しました。 大阪市は、どんなに合理的な説明ができなくても、「公園管理者(道路管理者)として”総合的に判断”」するというブラックボックスの中に隠れたまま、伐採を強行しました。 但し、私たちが多くの市民の方と起こした運動に、何も成果がなかったわ

          【報告①】大阪市の樹木は「全滅」。闘いは続く… #STOP大阪市の樹木伐採

          扇町公園”シンボルツリーのケヤキ”、樹木医による最新の診断書&要望書

          (1)扇町公園(大阪市北区)のシンボルツリーのケヤキ(B1地区4番)、樹木医による最新の診断書 5月24日に大阪市が説明した伐採理由への反論です。 ※(追記)「オンライン診断」について  このことをもって、実際に樹木を見てないんじゃないかなどという批判がされていますが、細野哲央氏は去年9月に東京から扇町公園に来て、このケヤキを診ています。さらに、ことし3月には、ZOOMを使って必要な部分を診ています。  そのうえで、6月14日にZOOMで私たちとミーティングを行い、扇町公

          扇町公園”シンボルツリーのケヤキ”、樹木医による最新の診断書&要望書

          【断固抗議!】扇町公園事務所から樹木伐採を通告する「最後通牒」が届きました

          すごく腹立たしいお知らせです。 きょう(6月13日)の夕方、扇町公園事務所から 「最後通牒」メールが、届きました。 団体協議(5月24日)で、 私たち市民が伝えた要望・質問にはまともに答えないまま 「貴団体との対面による協議の必要性はない」 「工事につきましては、準備が整い次第着手する」と一方的な内容で、 このまま樹木の伐採を推し進めるとしています。 到底納得できません。 送られてきた回答です。 送られてきた回答はこちらからダウンロードできます。 https://d

          【断固抗議!】扇町公園事務所から樹木伐採を通告する「最後通牒」が届きました

          【大阪・扇町公園】大阪市との協議(5月24日)の報告です

          ※5月28日付けのchange.orgのお知らせメールに加筆したました。 5月24日(金)、扇町公園の56本の樹木について、大阪市と「団体協議」を行いました。 このうち、約20本の樹木については、現地で伐採理由の説明が行われました(「団体協議」の際に、「「現地説明」が行われるのは異例なことだそうです。市民の権利をひとつひとつ広げていきましょう」)。 2時間かけて、公園内を回りましたが、ひと言で言うなら、“伐採基準の不明瞭さが浮き彫りになるばかり”。 ほとんどの樹木につ

          【大阪・扇町公園】大阪市との協議(5月24日)の報告です

          【扇町公園の樹木】大阪市との「協議」は5月24日(金)

          これまで伐採の見直しを求めて大阪市と交渉 を続けてきた扇町公園の56本の樹木について、大阪市と「協議」を行うことが決まりました。 (1月5日と2月26日の「説明会」を受けたものになります) 現地で、扇町公園事務所職員(所長ら)から樹木の伐採理由の説明を受け、質疑。 続いて屋内でも質疑が行われます。 ●5月24日(金)13時~17時30分(予定) 「伐採対象樹木の現地説明(2H)」+「扇町公園事務所での屋内協議(2H)」 ※定員30人(受付開始:12時30分) ※集合場所

          【扇町公園の樹木】大阪市との「協議」は5月24日(金)