大阪市の街路樹撤去を考える会

突然「撤去します」という張り紙が貼られていたイチョウの木。公園事務所の職員に話を聞くと…

大阪市の街路樹撤去を考える会

突然「撤去します」という張り紙が貼られていたイチョウの木。公園事務所の職員に話を聞くと、「剪定管理をすれば生かせる」樹木もあるという。いろんな意見はあろうが、何も知らないまま撤去されていいのだろうか? https://www.change.org/osaka_tree

最近の記事

扇町公園 ”ナゾのサクラ”の行方は?

扇町公園(大阪市北区)の真ん中には広場があります。 その西側にはサクラ並木がある。 写真は、その中の1本です。 このサクラ、再三の「伐採見直し要求」にもかかわらず、大阪市が安全対策事業で切ると決めた木です。下の地図の「植栽帯E-1の4」の木。 大阪市は、ことしの1月に伐採する予定でしたが、市民が声を上げたことで、この4月には満開の姿を見せてくれました。 ※要望、および回答の全文は下記のHPに 私たちが出した伐採見直しを求める要望に対する「回答」には、「E-1の4」は「撤

    • 街路樹伐採後の大阪松原線は、灼熱地獄です。

      約200本の街路樹(高木)が抹殺された大阪松原線(阿倍野・東住吉・平野区)では木陰がなくなりました。 ※伐採の経緯は下記の記事をご覧ください。 そのため高速道路の下にできたわずかばかりの日陰を歩く人の姿が良く見られます。 車道です。危ない。 市民の”安全・安心”を謳って行った事業のこれが結末です。 ただし、歩行者にとっては、熱中症を避けるための自分を守るための行動です。 この通りの街路樹の伐採見直しを求めていた市民は、街路樹撤去で木陰が無くなることのデメリットも、

      • 【報告③】市民の活動の成果&今後(大阪市の樹木「最新の状況」)#STOP大阪市の樹木伐採 

        みなさん こんにちは。 大阪市の街路樹撤去を考える会です。 大阪の樹木、最新の状況の報告。3回目です。 前回の「報告」を未読の方は、下記のURLからご覧ください。 さて、 報告の①②では、大阪市の緑化行政の非道ぶりを、扇町公園と大阪松原線を例にしてお伝えしました。 結果だけを見るなら、樹木伐採の見直しを求める活動は失敗に終わったのかもしれません。 しかーし、 真っ当な声を上げ続けたために、当初の予定から、伐採を約半年にわたって引き延ばすことができました(扇町公園では伐採

        • 【報告②】大阪松原線の街路樹 “全滅” (大阪市の樹木「最新の状況」)#STOP大阪市の樹木伐採 

          みなさん こんにちは。 大阪市の街路樹撤去を考える会です。 大阪の樹木、最新の状況の2回目です。 *写真は、大阪松原線の近影です。 前回の「報告」を未読の方は、下記のURLからご覧ください。 ●大阪松原線 阪神高速松原線の高架下の道路、大阪松原線の街路樹(アメリカフウ)は、3本残されていました。 2月、3月と2回行われた現地説明会において、長居公園事務所が伐採理由を十分に説明できなかったため、約90本が伐採「保留」になっていました。それにもかかわらず、公園事務所は「

        扇町公園 ”ナゾのサクラ”の行方は?

          【報告①】大阪市の樹木は「全滅」。闘いは続く… #STOP大阪市の樹木伐採

          みなさま こんにちは。 大阪市の街路樹撤去を考える会です。 大阪の樹木の最新の状況をお伝えします。 結論から申し上げると、 私たちが「伐採の見直し」を求めてきた公園樹・街路樹(2023年度伐採対象樹木)は、扇町公園の1本を除くと“全滅”しました。 大阪市は、どんなに合理的な説明ができなくても、「公園管理者(道路管理者)として”総合的に判断”」するというブラックボックスの中に隠れたまま、伐採を強行しました。 但し、私たちが多くの市民の方と起こした運動に、何も成果がなかったわ

          【報告①】大阪市の樹木は「全滅」。闘いは続く… #STOP大阪市の樹木伐採

          扇町公園”シンボルツリーのケヤキ”、樹木医による最新の診断書

          (1)扇町公園(大阪市北区)のシンボルツリーのケヤキ(B1地区4番)、樹木医による最新の診断書 5月24日に大阪市が説明した伐採理由への反論です。 ※(追記)「オンライン診断」について  このことをもって、実際に樹木を見てないんじゃないかなどという批判がされていますが、細野哲央氏は去年9月に東京から扇町公園に来て、このケヤキを診ています。さらに、ことし3月には、ZOOMを使って必要な部分を診ています。  そのうえで、6月14日にZOOMで私たちとミーティングを行い、扇町公

          扇町公園”シンボルツリーのケヤキ”、樹木医による最新の診断書

          【断固抗議!】扇町公園事務所から樹木伐採を通告する「最後通牒」が届きました

          すごく腹立たしいお知らせです。 きょう(6月13日)の夕方、扇町公園事務所から 「最後通牒」メールが、届きました。 団体協議(5月24日)で、 私たち市民が伝えた要望・質問にはまともに答えないまま 「貴団体との対面による協議の必要性はない」 「工事につきましては、準備が整い次第着手する」と一方的な内容で、 このまま樹木の伐採を推し進めるとしています。 到底納得できません。 送られてきた回答です。 送られてきた回答はこちらからダウンロードできます。 https://d

          【断固抗議!】扇町公園事務所から樹木伐採を通告する「最後通牒」が届きました

          【大阪・扇町公園】大阪市との協議(5月24日)の報告です

          ※5月28日付けのchange.orgのお知らせメールに加筆したました。 5月24日(金)、扇町公園の56本の樹木について、大阪市と「団体協議」を行いました。 このうち、約20本の樹木については、現地で伐採理由の説明が行われました(「団体協議」の際に、「「現地説明」が行われるのは異例なことだそうです。市民の権利をひとつひとつ広げていきましょう」)。 2時間かけて、公園内を回りましたが、ひと言で言うなら、“伐採基準の不明瞭さが浮き彫りになるばかり”。 ほとんどの樹木につ

          【大阪・扇町公園】大阪市との協議(5月24日)の報告です

          【扇町公園の樹木】大阪市との「協議」は5月24日(金)

          これまで伐採の見直しを求めて大阪市と交渉 を続けてきた扇町公園の56本の樹木について、大阪市と「協議」を行うことが決まりました。 (1月5日と2月26日の「説明会」を受けたものになります) 現地で、扇町公園事務所職員(所長ら)から樹木の伐採理由の説明を受け、質疑。 続いて屋内でも質疑が行われます。 ●5月24日(金)13時~17時30分(予定) 「伐採対象樹木の現地説明(2H)」+「扇町公園事務所での屋内協議(2H)」 ※定員30人(受付開始:12時30分) ※集合場所

          【扇町公園の樹木】大阪市との「協議」は5月24日(金)

          大阪松原線の街路樹に関してなど3件の陳情を、2024年5月開催の大阪市議会へ出しました

          2024年5月開催の大阪市議会に、3件の陳情を出しました。 ①大阪松原線の街路樹撤去の判断根拠やプロセスの検証、および残された3本の「伐採保留」を求める陳情書 ②大阪市環境基本計画の中間見直しにおいて、”緑被率の目標”を見直すことを求める陳情書 ③北田辺駅前線(東住吉区)の街路樹について 自然樹形型の剪定実施を求める陳情書 3件の陳情は、5月23日(木)13時~開催の建設港湾委員会で審議される予定です。ご注目ください。実際に、委員会室で傍聴できます(インターネット傍聴

          大阪松原線の街路樹に関してなど3件の陳情を、2024年5月開催の大阪市議会へ出しました

          【大阪松原線の街路樹:残り3本】「団体協議」が終わるまでは、伐採「保留」#STOP大阪市の樹木伐採

          大阪松原線(阪神高速松原線の高架下)の街路樹がいまどうなっているのか? 最新の状況をお伝えします。 4月26日(2024年)から、市民に知らせることなく始まった伐採。 だまし討ちです! 5月2日まで伐採は続けられ、90本中、87本は上半分を切られてしまいました。 連日、伐採現場に集まった市民が抗議の声をあげ続けた結果、現在、なんとか3本の木が残っています。 長居公園事務所は、伐採理由を「メール」で送りつけて済まそうとしたのですが、ちゃんと対面で説明することを求めた結果

          【大阪松原線の街路樹:残り3本】「団体協議」が終わるまでは、伐採「保留」#STOP大阪市の樹木伐採

          【暴挙】大阪市は、大阪松原線の街路樹90本の伐採を始めました!

          大阪市は、4月26日(金)から、大阪松原線の街路樹(90本のアメリカフウ)の伐採を始めました。阪神高速松原線の高架下の街路樹です。 伐採の見直しを求める市民は、この伐採を担当する”長居公園事務所(大阪市建設局)”に「説明会」を開かせるなど交渉を続けてきました。 しかし長居公園事務所は、窓口になっていた市民に24日(水)に「最後通牒のメール」を送りつけ、26日から”不意打ち”で伐採を始めました。5月2日までに、木の上半分を切る予定だと言っています(日曜・祝日以外は工事をする

          【暴挙】大阪市は、大阪松原線の街路樹90本の伐採を始めました!

          【扇町公園の桜を見にいきませんか】2023年度末の現状報告 #STOP大阪市の樹木伐採

          2024/03/30 大阪でも桜がちらほら咲き始めました。みなさんのところではどうでしょうか。 さて、2023年度も終わろうとしていますので、今年度の総決算とまではいきませんが現状のご報告です。 ★扇町公園と大阪松原線の樹木は、伐採を免れています 「公園樹・街路樹の安全対策事業」で、大阪市は今年度2,700本あまりの樹木の伐採を予定していました。 ”伐採の基準があいまい”、”元気な木まで切る”、”剪定したらええやん”など問題だらけ、疑問だらけのこの事業に多くの市民が声

          【扇町公園の桜を見にいきませんか】2023年度末の現状報告 #STOP大阪市の樹木伐採

          大阪市の来年度の公園樹・街路樹の維持管理費は倍増の21億!~"万博毒まんじゅう"か?~

          【来年度の公園樹・街路樹の維持管理予算は約2倍=21億円】 3月21日(2024年)の大阪市議会建設港湾委員会で建設局緑化課長が答弁。この前段で、万博会場までの主要ルート等を対象に、街路樹の丁寧な剪定に取り組んでいくと言っているので、この関連かとも思われるが、この予算がどのように使われるのか詳細は不明。 また予算増加の要因には、人件費の高騰もあるというので、剪定などの施工量の増加にどのくらいつながるのかも不明。 それにしても、万博がらみならなんでもありなのか?維持管理の予算が

          大阪市の来年度の公園樹・街路樹の維持管理費は倍増の21億!~"万博毒まんじゅう"か?~

          安全対策事業や通常維持管理における樹木伐採に関して一層の情報公開を求める陳情を出しました(2024年3月)

          3月(2024年)開催中の大阪市議会に、樹木関連の陳情を2件出しました。 ▽陳情① 「公園樹・街路樹の安全対策事業」のHPへの「伐採箇所図」の掲載、および「撤去理由」についてより詳しく説明することを求める陳情書 ▽陳情② 通常の維持管理における公園樹・街路樹の撤去・植え替え情報のHPへの掲載、及び市民へのこれまで以上の周知・説明を求める陳情書 「公園樹・街路樹の安全対策事業」の見直しを求める陳情は、これまでに出してきましたが、「継続審議」になっています。 今回の議会には

          安全対策事業や通常維持管理における樹木伐採に関して一層の情報公開を求める陳情を出しました(2024年3月)

          大阪市が「ヒマラヤスギの全数撤去」の根拠の一つとして出した論文・ブログ等

          大阪市は、どんなに健全な状態でもヒマラヤスギであるというだけで伐採するという方針を取っています。 私たちが、「(その措置は)科学的合理性を欠く」と指摘する樹木医の鑑定書を大阪市議会に提出してから、大阪市は「公園樹・街路樹の安全対策事業」のHPに「 Q4 ヒマラヤスギの植え替えを行う理由は」という文章を掲載しています。 私たちはこの文章の最後の部分にある「平成30年に発生しました台風21号や台風24号による被害の状況等をまとめた研究論文等」「他都市においても将来的な倒木の危険

          大阪市が「ヒマラヤスギの全数撤去」の根拠の一つとして出した論文・ブログ等