京都の秘密基地

上洛は、男の夢である。
いや、女性も上洛したいと思うに違いない。
つまり、上洛は人類の夢である。
ひょっとすると、猫も上洛したいかもしれない。

そんなことをのたまっていると、友人が秘密基地を拵えてくれた。
要するに友人の家である。
そこへ私が逗留して、寝てよいという部屋である。

これは大変有り難い。
どこかへ眠るための場所が欲しかったのだ。
大人の秘密基地である。

京都というのが、またいい。
にしんそばは美味しいし、湯葉も美味しい。
医者に止められているが、日本酒も美味い。
思索に耽るにも、持ってこいのロケーションである。

そういうわけで、昨日は京都で眠った。
千年王城で眠ったのだ。
多くの歴史上の人物と、座標軸上は近い場所で眠ったことになる。
(時間軸はこの際、措く)

京都は近くて遠いので観光も殆どしたことがないが、これを機に、色々と見て回ろうと思う。


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