蝉川夏哉/逢坂十七年蝉

『小説家になろう』さまで細々とファンタジー小説を書いている者です。構ってやると、喜びま…

蝉川夏哉/逢坂十七年蝉

『小説家になろう』さまで細々とファンタジー小説を書いている者です。構ってやると、喜びます。/創作/Civ4/HoI2/paradox/ http://mypage.syosetu.com/111955/

最近の記事

日記

2024年09月20日  偉大な先輩作家を囲む飲み会に及ばれし、したたかに食べた。したたかに酔ったと言いたいところであるが、医者から「今生ではもう飲めないよ」と釘を刺されているし、先輩作家の謦咳に接することで、その噎せ返るほど濃厚な雰囲気に酔ったので、良しとする。  優れた作家というのは私の知る限り皆、恐ろしく記憶力がよく、エピソード記憶などについては私のような小人物の及ぶところではない。特に私は2022年の8月にコロナをやってから記憶力にいささか怪しいところがあり、どこ

    • 日記

      2024年09月15日(日)  季節の変わり目、特に夏から秋の端境期に、いつも体調を崩す。  全身がずっしりと重く、倦怠感に苛まれ、腹いっぱいで胃が張り裂けそうなのにバカみたいにものを食べる。気持ちは憂鬱で沈みっぱなしである。  こういう時期でもするべきことはあり、したいこともあり、した方がいいことは数え上げるのも莫迦莫迦しいほどにある。  考えてみれば「今すべきこと」を悩めるというのはまったく贅沢なことで、中世以前であれば「今しないと死ぬこと」から順番にレッドアラートを

      • 日記

        2024年09月14日(土)  このところ、妙に忙しい。  フリーランスのつらいところで、忙しさがそのまま収入につながるわけではないから、この忙しさのどれだけが報いられるか分からないのであるが。  取材を兼ねて居酒屋飯を食べようと思ったのだが、三連休初日ということもあってあまりに人が多く、断念した。結果、友人とうどんを食べに行ってそれなりに美味しかったのでよしとしよう。

        • 日記

          2024年09月12日(木)  最近、バカなTシャツに凝っている。  【ポッチャリウエスト】とかそういう奴だ。  この日着ていたのは【よごれてもいいふく】と書かれたTシャツである。  人を笑顔にしたい、と思う。  私はそれほど力がないので、人を笑わせることはできないが、嗤われることならできる。そんな気持ちでこういうTシャツを着ているのだが、やはりまぁ、白い眼を向けてくる人はいるものであり、そういう時はちょっと傷ついたりもする。  このTシャツを着ていることを忘れて、ラー

          日記

          2024年09月11日(水)  専門学校でラノベの講義をしてきた。  私は専門学校と雇用契約を結んでいるわけではないので、年に数回、特別講義の形で招いて頂いている。ありがたいことである。  講師をしているというと「え、ラノベに専門学校ってあるんですか?」としばしば驚かれる。私もはじめ聞いたときには大いに驚いた。  何を教えているのか、と言われると、私にはよく分からない。普段のカリキュラムを知らないからである。けれども、色々のことを学んでいるらしいということは特別授業でプロ

          日記

          2024年09月10日(火)  あす専門学校の講義があるので、その準備と書き仕事に一日を費やした。  教えるというのは面白いもので、そこから自分の学ぶことも多い。  巷には創作論が溢れかえっているが、結局、自分にとって今もっとも必要な言葉かどうかは、自分で判断するしかない、ということがなかなか分かって貰えない。  中級者にとって助けになる言葉が、初学者にとっては毒となることもあるし、その逆もある。大切なのは、学ぶことと、実践を反復することだ。  Web上に転がる創作論の

          日記

          2024年9月9日(月)  この日は昭和99年9月9日であった。  昭和というのはとても長い年号であったが、平成も結構長かったので、妙な気分になる。  父母の持つ”昭和”のイメージと私の持つ”昭和”のイメージは自ずから異なるわけだが、今の若い子の”昭和”のイメージと、私の祖父母世代の持つそれは、同じ”昭和”という言葉で括ることも難しいほどに違っているだろう。  人生の長さ(あるいは短さ)について考える機会が、このところ多い。  ニシオンデンザメほど永く生きるのがよいのか

          日記

          2024年9月1日(日)  何をしたのか全く記憶がないが、恐らく地球上に存在し、空間の一部を占有していたと考えられている(※誰によって?)。 2024年9月2日(月)  午前中から喫茶店で仕事をしていた。ここ一ヶ月ほど、驚異的な真面目さで仕事をしている気がする。労働力の源泉は金欠であることの証拠であろう。しかし、今書いたものが金になるのはいつのことか。そして、果たして金になるのか。それは神のみぞ知る。 2024年9月3日(火)  当てにしていた案件が一つリスケジュー

          日記

          2024年08月27日(火)  高徳の友人作家より炊飯器を頂く。  随分前から炊飯器の具合が悪く、いつか買い替えねばならないと思いつつ、なかなか懐具合がそれを許さなかったので、本当に有り難い。  身体を壊して以降はずっと玄米食にしているので、炊飯器の能力の差は如実に分かる。本当に、本当に美味い。  QOLの上昇にはいい炊飯器。 2024年08月28日(水)  なんだか調子が上がらず、仕事を切り上げてしゃぶ葉に行った。  久しく足を運んでいなかったが、嵐の中だというのに

          日記

          2024年08月21日(水)  打ち合わせ一件。  初対面というのはどうしても緊張するもので、ノンバーバルなコミュニケーションも含めて、後から「ここはあれでよかったのだろうか」と反省会をすることになる。  それでも、新しい出会いというのは嬉しいものだ。  よき出会いになればいい。いや、しなければならない。 2024年08月22日(木)  マクドナルドの「サムライマック炙り醤油風 トリプル肉厚ビーフ」が昔懐かしいニコニコ動画風のCMをしていたので興味を惹かれて食べに行く。

          日記

          2024年08月17日(土)  難波の喫茶店で友人と四方山話に興じる。  取り留めもない雑談こそが発想の源泉であり、セレンディピティの宝庫であるが、この日は空振り。そんな日もある。全ての日に天啓が下りてくるなら、デルフォイの神殿は必要ないのだ。 2024年08月18日(日)  本来であればコミティアに一般参加していたはずであるが、諸事情により泣く泣く断念。喫茶店で書き仕事をし、餃子の王将で天津飯を食べた。  考えてみれば王将の天津飯を食べるのは随分と久しぶりで、豪く大き

          日記

          24年8月12日(月)  コミケットC104。に津田彷徨先生とサークル作家軽飯として参加。  『作家大祭』は津田彷徨先生、同志カルロ・ゼン、長月達平先生、日向夏先生、そして練達のファンタジー作家である古宮九時先生と新進気鋭のホラー作家芦花公園先生をゲストとして迎え、表紙は『高度に発達した医学は魔法と区別がつかない』の瀧下信英先生にお願いした。  ビッグサイトは溽暑とでも云うべき過酷な環境で、売り子をしつつ挨拶回りをするだけで酷く憔悴させられた。今年の敗因は水分不足であり、

          日記20240221

           年をとると風邪を引きやすくなる、というのは言い訳で、節制して体調不良とは無縁の人もあろう。私はそうではないというだけのことだ。  寝込むことが増えると悶々としながら天井を眺めることになる。つくづく勤め人は向かない身体である。こんなに頻繁に具合を悪くしているのでは、一週間もまともに働けまい。申し訳ない気持ちになる。  Amazonのほしい物リストから様々なものを頂いたので、暫くは生存できるだろう。皆々様、ありがとうございます。

          日記20240219

           有レ朋自二遠方一来、不二亦楽一乎。  17日に遠方より友人が来たので焼き鳥を食べた。歳を重ねても昔と同じように様々なことについて話すことのできる相手は貴重だ。  オタクとは、関係ではなく事物について話す人ではないかと思ったことがある。オタクではない人と話をすると「誰それはどうした」という話に終始しがちだが、オタク気質のある人と話をすると、トピックスについて話をすることが多い、ような気がする。  群れの中で生き残るためには人間関係に心を配る方が生きやすいのだろう。しかし

          日記20240218

           手元不如意で金欠生活である。  まぁ月末になればなんとかなるだろうと思っているが、二月なのに月末が遠い。いやはや。  文才では遠く及ばないが、家計だけなら内田百鬼園先生の如し。  今日は久方ぶりに水木しげるの『猫楠』を読んだ。  南方熊楠のような人は今の世なら間違いなく義務教育の段階でドロップアウトしているだろうし、後の世に名前を残すこともできなかっただろうと思う。大らかな時代故の、と思うと色々と考えてしまう。  先年、牧野富太郎博士を扱った『らんまん』が朝の連続テレビ

          日記20240202

           確定申告の準備が終わらない。  税理士に書類を送付するだけなのだが、その書類一式を見つけることがまず大変である。こういう人間だから、インボイスや電子帳票法によって死期が近づいている。さようなら、みんな。