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刀剣定例鑑賞会に初参加!

 公益財団法人日本美術刀剣保存協会(通称:日刀保)の定例鑑賞会に初めて参加してきました。
一時期、X(旧Twitter)で話題になっていた『入札鑑定/鑑定入札』が行われている場ですね。
(正式名称どっちなんだろうな…)

字が下手とかは如何でもいい

 感想はぶっちゃけると、とても楽しかった。
だって、堀川国広長船景光来国俊の刀がお触りできたから。
とうらぶ実装刀派である堀川派・長船派・来派を勉強するだけで60/100点取れる日でした。
※今更だけど、刀派って刀剣乱舞上の刀工集団(?)を表す造語らしいね。
まあ、私はそんな一発で当てられるはずもなく、25点でしたが。
来国俊当てられて嬉しいです。
何か知らんけど、実際の刀剣としては来派のを鑑賞するのが好きなんだよな…あと青江!

1号刀
太刀 銘 来国俊 元亨元年十二月日
2号刀
刀 銘 (一葉葵紋)主水正藤原正清
3号刀
太刀 銘 備州長船住景光
    元徳三年三月日
4号刀
刀 銘 上総介兼重
5号刀
刀 銘 国広

2月刀剣定例鑑賞会 鑑賞刀発表 | お知らせ | 日本美術刀剣保存協会 (touken.or.jp)

 1号刀の来国俊が上杉家伝来の重要美術品らしいです…
3号刀の景光とは制作年が10年ほどしか離れていないそう。
でも随分反りの幅が違うなあと思いました。
来派の『輪反り』というものを勉強不足で知らず、めっちゃ湾曲してるから平安時代くらいの刀かな、と適当に思い付いた刀工名を書いたのが上記画像内の入札用紙。
ガラス越しに見るのと実際手に取って見れるのはまた全然違うね…
持った感じも軽いし。
2回目の入札では、カンペ(上記画像の同然帳というヤツ)を持ってないので、スマホで調べることに。
切先の帽子がすっげー綺麗に丸くなってたので、その特徴で来国俊がヒット。15点ゲットだぜ! 割とまぐれ当り。

 2号刀は『もんどのしょうふじわらまさきよ』と読むらしい。
知らんがな(笑) 薩摩の刀工だそうです。
他の刀より鉄色が黒いとメモしてるので一応見る目はあった模様。
鹿児島まで笹貫見に行った甲斐があるな。
薩摩刀と北国物は地金が黒く見えるらしいから。
持った感じが重いので新刀か新々刀と判断したが、
刀工名が思い付けなかった(そもそも刀工あんま知らない)
笹貫の作者、古刀だし…せめて新刀の波平って書けば良かったか。

 3号刀。最初、これ…長船じゃね?
と思って、思い付いたのが我らがみっちゃん。
光忠と書いたら『能(国が同じ:つまり備前国)』だったから、分かんなくなった。
光忠と景光は作風がそんなに似てないのねェ…『同然(作風が近いのでほぼ正解)』にならず。
だから点が貰えず…(´・ω・`)
結果的には、長船派というのは合ってて嬉しい。
地金が青白く見えた。映りの影響かな…備前物欲しいなー。

 4号刀は『かずさのすけかねしげ』
虎徹の師匠と噂される和泉守兼重の二代目かなんか(適当)
なんか軽いから南北朝期位の古刀かと思ったけど、
切先がそこまでデカくないし…結論、全然分かんねえ。
鎬地の柾目肌に着目せねばならんかったらしい( ..)φメモメモ

で、和泉守兼重の実装ありますか、と・う・ら・ぶさん?
宮本武蔵の愛刀らしいぞ(他にもあるが)

 5号刀。国広。大切先で持った感じが重い。
とりあえず新刀かなあ~で詰む。
少なくとも地金ざらざらしてるっぽいから虎徹ではない…
だが判らん…だって対して勉強してないもの…
大阪新刀って奴はもっと派手な刃文だよなーとか考えながら、新刀(OK)→調べたら伊賀守金道っぽいぞで『能』からのなんとか10点ゲット。   
国広はなー…山姥切国広の刀剣男士としてのキャラクターは好きなんだけど、実際の刀は欲しいと思わねえの難点だよな…
ごつくて重いし、お肌ガサガサに見えるから。
山姥切れるくらいだから切れ味は傑作なんだろうが。
1とか3を見てから見てしまうと、これが国広のザングリ肌なのかあ…なぁんだァ…って感じ。でもお迎え代は高い。在銘だから余計に。

 とりあえず、新刀か古刀かの見分けは出来てるような…
いまいちなような…機会があればまた参加してきます!
次は皆焼の鑑賞刀出してくれないかな…
とりあえず景光を当てられなかったので、ヤフオクでの刀剣落札は夫(@なんでも鑑定団視聴済)に禁止を言い渡された(笑)
ヤフオクは酔った勢いが大事なんだぜ!

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