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売上・客数・客単価のナビゲーション

かつてマクドナルドが業績が急回復した時の戦略ストーリーが上記図のようなことだそうです!
普通の相関関係でいえば(一応これも添付)客単価を下げたら、客数が上がり売上が上がる・・・が、すると、客単価を上げていこうとした結果、また客数が減っていく・・・そして売上が変わらないまま・・・みたいな小学生でもわかる話です。
マクドナルドがある時期取った戦略(覚えている人もいるかと思います)が、100円マックとか100円コーヒーなど斬新な値下げ・・・
これをやっていく上でまず行ったのがQSC・・・これは売上が激減し、業績悪化に陥っていた同社の店舗を、まず基本的なクオリティ、サービス、クリーンネス・・・を徹底させるところから始まり店舗のベーシック基盤を再修正した。
その上で、価格破壊でインパクトを起こし客数を増やし、そこでも現場のQSCも維持させ、リピーター(ファン)を定着したところで、新商品(当時はエビフィレオ)を投入し客単価を上げる、客単価上げたけど、店舗品質(QSC)は上がっているので、売上は下がらずむしろ上がる・・・そしてその基調の時にさらに、100円コーヒーといった価格訴求商品を投入し、ここでさらに客数を上げる、そんな上げ潮の時に、24時間営業を始める・・・みたいな・・・全ての打ち手に次なるストーリー(仮説)を用意して展開していった。その結果、業績が急回復した言う話・・・
これがまさに「戦略」ですね。
私たちも、何か手を打つ時は、起きている事態、目の前の事象だけにとらわれて対策を打ちがちですが、大事なのは、今の足元を再確認し、そこをしっかり地ならしした上で、二の手三の手を想定して、今も一手を打っていく必要があると思います!
今では言えば、目先のコロナ対策・・・安心安全というコロナ対策の徹底が価値になる気運ですが、まずそこ徹底・・・その上でGOTO復活した時の施策、またGOTOがなくなった後の施策・・・
全体の世の中の流れを読みながら、次の手を想定した、今の一手・・・
こんな思考で仕事したい!

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