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湖北ガストロノミー

びわ湖セトレとほぼ同時期で開業した湖北のオーベルジュ・ロテル・ドュ・ラクが10年目に新たにダイニングをリニューアルし、SOWERとしてスタートしました
https://restaurantsower.com/
ジャンルを超えた「滋賀県・湖北地方の「風と土」を再解釈した料理」 一言でいえば「創作料理」「フュージョン」・・・ですが、一品一品に味がある・・・しかも、それが滋賀の里地広がる中で採れる野草や山菜、そして湖魚(びわます等)、そして、里山広がる獲れる鹿・・・それぞれが野生、天然の味がしっかり引き出されていました! 感動的だったのは、鮒ずしを米粉揚した逸品・・・これは初触感、初めての味でした・・・ 鮒ずしの特徴を残しながら、それが苦手な人に食べられる仕上げになっている、そしてワインにあう
これらをつくっている主要メンバーが外国人です!
単なる創作を越えて、地域の素材に向き合い、そして伝統を独自に解釈して革新的にしていく・・・この業態が都心になったらどうなるだろうと思いつつ・・・しかし、この里地里山、そしてびわ湖を眺める、日中は鳥のさえずり、夜はヒキガエルの合唱にまみえるこの自然の土着の環境の中にある滞在型オーベルジュであることに価値があると思いました! あわせるお酒も地酒やナチュールワインで通していました! まさに「湖北ガストロノミー」 セトレの目指したいヒントがここにありました!

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