見出し画像

B to B to S

BtoB とか BtoCと言った言葉はよく聞くと思います・・・いわゆる取引の形態で前者が法人同士、後者がconsumer・・・一般消費者向けです。
最近ではメルカリが展開しているようなCtoC(個人間取引)みたいな言葉の概念も出てきました。
この表題の「BtoBtoS」
昨日PJTご一緒にしている電通社が年始に社員に向けて社長が今年からの抱負を述べる場で発したそうです。
電通は、専らBtoBの会社ですが・・・その先に「to S」・・・このSはソサエティ(SOCIETY)だそうです。
訳して、社会とか、社会性、社交・・・とか
いわゆる自社のクライアント(B)との取引、またはその取引先の、その先に社会性がつながっているのか・・・そこが重要!というメッセージです
換言すると、顧客満足に全力をつくす(のは当たり前ですが・・・)、そこに価値を出す、それが認められて高いお代を頂戴する・・・WIN-WIN!普通、商売はそんなものです。
が、この「To S 」が入ることでその先の社会性、社会や地域とのつながりがあるのかどうか・・・という道理があるかないかが問われる。
SDGsの項目にも「つくる責任、使う責任」というのもありますが、お金を払ってくれれば、いいクライアント!ってことでなく、そのクライアントがどんな社会性を持って活動しているのか、またはクライアントを社会性ある有姿になることを求めていく・・・などという試みが大事だということ
「新しい社会」というこのソサイエティ5.0という概念は、これまでの狩猟社会→農耕社会→工業社会→情報社会・・・といった4・0までの社会概念からすると、おおざっぱでふわっとした感もあるのですが・・・まさに先の答えのわかりにく時代に社会性・・・いわば「コミュニティ」という意味が益々重要になってくると思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?