見出し画像

川上から川下まで

農業でいえば作り手→加工・卸→販売(小売や飲食など)の一連を川上・川中・川下と言われいます!

脱サラなどして農業を始める人が増えているともいわれていますが、つくるだけならまだよいですが、それを売って食べていくには、その流通に乗らなければいけないわけですが、生鮮だけだとその価値はなかなか評価されないし、そもそもその段階であまり相手にされなかったりする・・・だったらつくったものの出口として、加工品をつくり、それを自ら売る・・・このような流れを1次産業、2次産業、3次産業を一連の掛け算(足し算でも)を称して6次産業化・・・と言われます

この話、要は「出口」を持って入口に入る方が合理的というわけです!

私たちの行っているホテルは3次産業・・・つまりここの話でいえば「出口産業」です

この出口を持っている私たちが、川上に登っていく、つまり生産や育成(農林水産業の類)といった原点に関わっていく・・・ここは意味があるような気がしています

農業でいえば「農家→八百屋→飲食店」これを一貫にやっていくという話

これ、林業や漁業なども一緒ですが、そこに参入する人はまだまだ多くありません!

先日、飛騨市にある「飛騨の森でクマが躍る」(ヒダクマ)https://hidakuma.com/ という会社の訪問し、そこの松本社長に町や森、またそこで従事する担い手さんなどをご案内いただきました

地場産業である林業を活性化する・・・つまり地域資源を企画する・・・ことが大きな目的ですが、その手段として、家具加工をつくったり、カフェをやったり、また森林率93%を占める街の活性化のために観光事業などもやっている
ある意味ふわっと「何屋」かわかりにく会社ですが、何か集約していくとホロ社と同じ「地域資源を企画編集する会社」です!

新しい社屋(アトリエ)をつくています・・・勿論木造建築、そして、柱が広葉樹・・・

飛騨の木は広葉樹が一般的なようで、ゆえに、あまり不揃い感のある木材が多い・・・不揃い感のある木は柱に使われない・・・しかし、ゆえに・・・それを活用して地域色を出す取り組みをしています!

これは木材製材所に隣接しています!

街にある古民家を改装し、ものづくりカフェとして開業したところから始まり、今度は製材所・・・そして次は山へ行きたいそうです!

まさに文字通り川下から川上に上がっていくという意志があるお話が面白くホロ社にも大いに関係する刺激的なトピックでありました

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?