密醸酒プロジェクト!?
セトレならまち×吉野の酒蔵「美吉野醸造」で100年杉の木桶の酒造りを2018年から始めていますが、なかなかの絶賛在庫中
・・・が続いています・・・
そこで色々ヒントを得て、「在庫→醸造(貯蔵)」と見方を変えてみよう・・・つまり在庫は出来るだけ早く売っていかなければいけませんが、醸造(貯蔵)は寝かせるわけですから、1年後、3年後、5年後・・・10年後まで一定数在庫していきながら3年物、10年物といった古酒化させて価値をあげようという発想です!
美吉野醸造の杜氏・橋本さんの酒造りは、なんというか、なるべく何も足さない、何も引かない、水は勿論米も地元、麹づくりも自然淘汰的な・・・」その時期の気温、出来栄えに任せる・・・的な発想をしているので、この貯蔵していくことで味わいが変わることを良しとしているので、この取り組みには賛同くださってやろうってことになっています!
そして、セトレの真横にある、世界遺産・興福寺さんに貯蔵してもらって「興福寺貯蔵」の熟成酒をつくっていく予定です・・・そして住職にラベル文字を書いてもらおう・・・ってことで盛り上がっていました・・・ご利益ありそう(笑)
吉野の林業は「密植林業」・・・文字通り普通の植林よりも木を密にして植えるために成長を遅らせ、その分年輪が細かく奇麗な正目が出るのが特徴です
それが機能的にも木樽や木桶に向いている(節目が細かいので漏れがなくなる)というわけです!
まさに吉野特有の伝統産業なわけですが、それにちなんで、この酒を「密醸酒」として売り出そうと・・・密造酒的・・・なネーミングでその怪しげ(じゃないけど・・・)なところも興味をそそる・・・
そんな仕掛け方で、在庫?を価値に転換していくための知恵を振り絞っています!2月に酒造りが始まります!
こうご期待!