見出し画像

阪神園芸のブランド力

夏の風物詩・高校野球甲子園大会も今日の決勝戦で幕を下ろします
今年も台風や弾丸雨などで試合が中断するケースがありましたが、たまたまその中断時に中継を見ていたら、随所にアナウンサーが「さあ、阪神園芸さんが出てきました・・・」「阪神園芸さんの作業が終わったようです・・・」みたいなことを発していました
そこで固有名詞って普通出さないよな・・・と思って聞いていました(普通、整備員が・・・といいうでしょ) この阪神園芸は、阪神電鉄や阪神球団と関係する・・・すなわちGCとも関係深い阪神関連会社です・・・その阪神園芸さんの甲子園整備が「神業」「神対応」ということで有名です
当たり前ですが、野外の球場では雨が降れば野球が出来ません・・・降り続けば当然どうひっくり返っても試合は出来ないわけですが、近年多異常気象から来る一時的な豪雨、また天気予報の確実性から、整備効率が上げられているのだと思います
しかし、なによりも、その臨機応変性・・・というか「読み」が特殊職人芸・・・それが集団として施せる、いわば社風、風土になっているから「神業」となり「阪神園芸さん」というブランドになっているのだと思います! 広告もしていないのに「阪神園芸さんの神対応!」などとアナウンサーに連呼されていること自体がもっとも有効な広告ですが、それは社内に培われたものが自然に醸し出してくる・・・それが本来の「ブランド力」というものなのだと中断の中継を眺めながら思った・・・

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?