論語が算盤!!
明治時代に活躍し資本主義の父と言われた渋沢栄一の著書「論語と算盤」は事業家ならば今なお必ず読まれている一冊です
これ、孔子の論語・・・つまり倫理観を持つ一方で経済観念を持つ必要がある
「右手にロマン、左手にソロバン」といったバランス感覚が大事だということだと思っていました
多くの小学校にも校門の横に二宮尊徳の銅像があったりしますが、曰く
「倫理なき経済は犯罪、経済なき倫理は寝言」
ともありました
これ私たちの現場で言えば、「顧客満足や社会貢献と営利・儲け」といった具合に対比される、そしてバランスが大事という概念で捉えていました
しかし、本質的にそれは違っていることを最近学びました。
そして渋沢栄一もそう言っていない・・・
言っていることは、「倫理が儲かる」ってこと…
今SDGsなどの活動が、企業に必要な概念とされてきていますが、それはどこか非営利的、つまり事業とは別物として捉えている企業が多いように思います!
「利益より(お客様に)喜んでもらうこと・・・」
こう考える(思っている)ビジネスマンもよくみかけますが、よく考えると「(お客様に)喜んでもらえたら(放っておいても)利益は出る」わけです
また、これからの世代・・・ホロ社でいえばCFOの皆さんの話を聞いていると素で感じるのは、倫理性の伴っていないサービスや商品は買わない・・・となっています
つまり、営利活動と倫理がつながっているということです
考えてみるとそれって当たり前といえば当たり前なのですよね・・・
利益は売上からしか生み出されない、売上はお客様からの得票ですから、その支持を受ける、つまり顧客満足の証拠ですし、顧客満足のある会社はきっといい会社、いい会社はいい社員たちのコミュニティなはずですし、その組織にステイホルダーは満足する・・・そんな循環なはずです
従って、今さらですが、まさに「論語と算盤」でなく「論語が算盤」
そのような考え方がもっとこれから常態化されてくると思っています!
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