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食事のコンテクスト

長崎セトレではレストランがリニューアルされます!

長崎セトレは、平成2年のマジェステックホテルとして開業して30余年・・・当時、バブル期だったこともあり相当なお金をかけて建てられました・・・お金をかければいいとういうものでありませんが、しかし、このホテル・・・当時手掛けた人のセンスがよかったのか、今でも時代遅れ感のある設えではありません!

長崎の居留地マッチしています・・・その昔ながらを残しながら、スタイリッシュに仕上げ・・・長崎特有の和華蘭といった、いわば色々な色合い、文化的色彩などが混在した設えを実現しています

「今風だけど懐かしい、昔の風情があるけど新しい」
こんな感じでしょうか・・・
さて料理です・・・

中村シェフはフレンチ出身ですが、漁師のせがれ!ですから、魚の目利きは秀逸です・・・なので刺身が絶妙・・・それを塩、醤油、オリーブオイルで食す!

最初に出てくる12種の小皿は長崎らしさを表現したいわゆる「肴」(あて)・・・これを出来たら、ビオワインとあわせたい!

これだけでもまあままお腹一杯になる人もいるし、例えば、街に繰り出したい人は、ここでワイン一杯とつまみ数種で食前代わりに飲るのもあり・・・

ですが・・・せっかくなので、この後の、鮮魚刺身・・・そしてメインは、長崎の伊勢海老の特性ブイヤベース(これは本職?のフレンチですね!)・・・そして、この伊勢海老の出汁で採った長崎ちゃんぽんで〆る・・・これはそこらのちゃんぽんとは違う・・・

長崎県内探して、伊勢海老で出汁をとるちゃんぽん屋はおそらく皆無でしょう!
これこそ、ちゃんぽん屋でないセトレが出来る本領でしょう!
これを食べるために泊まりに来る!・・・それだけの価値がある・・・としたいわけです!
また、それでも街で夕食とりたい人でも、〆だけはちゃんぽん・・・という展開はどうかな・・・(これドーミーインの夜鳴きラーメンのスタイル的、、)

このようなコース仕立てで是非「食べるために泊まるオーベルジュ」であるのがベターですが、食前だけ、食後だけ・・・そんな柔軟性を持った対応も出来ることが強みになればいい!!・・・そんな世界観を実現した「グラバーズ食堂」ってコンセプトかな、と思っています!

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