本屋か宿か・・・
先週、クライアントワークで信州松本・浅間温泉を訪れました
そこで自遊人、里山十帖が経営する松本十帖も訪れました。
老舗旅館を再生したPJTですが、完成度が高い
なによりも、大浴場だった空間を「本棚」にしています!
これはライブラリーでなく、「本屋」です・・・つまり購入できるわけです
旧知の岩佐社長曰く、「ライブラリーをインテリアにしない」という考え設えに反映されています!
セトレでもライブラリーがありますが、最近は多くのホテルが共有空間にライブラリーと称したスペースを設けるようになりましたが、それが「本の情感?」が活かされているところが少なく、何か手段的にされているところが多く感じています
しかし、松本十帖は違います!
本屋としての仕上がりとしても秀逸です・・・しかしここは宿
宿の付帯施設としての本屋・・・といった感がしません
やり切っている感が抜群に出ています!
大浴場だったスペースを子供本箱と称した子供用の本に溢れ湯舟にはボールプール
脱衣所は、籠って本が読める狭小空間を設ける
もうひとつ大浴場はブックギャラリーのようです
まさにアミューズメントパークさながら・・・でも本屋です!
テーマ別に、興味をそそるようなブックセレクトも抜かりない!
やはり、消費者に刺さることは、こだわりと想いを追求していくこと
この原則は古今東西普遍的なことだと感じたのでした!
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