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相倉集落

先週、富山の山間部・相倉を訪れました
http://www.g-ainokura.com/
合掌造りの集落は白川郷が有名ですが、この相倉も世界遺産です
集落全体が昔ながらの風景を残し、そこが観光地化にまみれているわけでなく、そこでしっかり生活する人々がいる
しかし、一方で3分の2が空き家になっているといいます
継承する人が減り、人口が減少していくと、この集落の光景もなくなっていくかもしれません
そんな中で、合掌造りの古民家を活用して宿などとして保存、利活用いていけないか・・・というPJTに関わっていこうとしています
イタリアには「アルベルゴディフーゾ」(分散型ホテル)という概念があります!
村全体をホテルと見立て、各々ある家を宿、点在する店がダイニングルームと見立て、村を活性化していく・・・という文化があります
日本でもいくつか取り組み事例もありますがまだまだ「村ごとホテル」という世界観が成立していくケースは極めて少ない
少しいい感じならば観光に偏った俗っぽくなっていく・・・
あくまでも地域の生活の香りが残る、居住者がその村(町)の魅力とありかたを築きながら、その趣を来街者によって維持向上の一旦を担っていく・・・そんな共存の構造が村の趣を残していく・・・そんなことが実現出来たらとても素敵です!
相倉でのご縁からその取り組みが出来るかもしれないなどと妄想しながら時間を過ごしていました!

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