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マネーボール

マネーボール12年くらい前に表題の映画が放映されました!https://www.sonypictures.jp/he/782613

大リーグチームのGMと野球はおろか、ビジネス経験のないデータオタクの選手分析をするアシスタントにフューチャーした内容です!
球団は日本でも同じですが、資本のある・・・つまりお金がある球団が強い、・・・
かつては巨人が圧倒的でしたが、最近ではソフトバンク、オリックスなど、あっさり言って儲かっているオーナー会社の球団が選手の年俸原資が豊富にあるわけなので有利です
そんな中で、お金のない球団が弱小化する・・・そんな中で奮戦するふたりの物語、そして実話です!(日本では広島カープがそんな感じでしょうか・・・)
普通は経験豊富なベテランスカウトが選手を発掘していくのですが、大体が、打率、打点、ホームラン数、勝利数、防御率・・・などなどの指標で年俸相場が決まってきてそんな選手たちを獲得することに走る
カネのない球団だと、その隙間を縫って年俸の割・・・によって妥協する、みたいな感じです
が、主人公のふたりは、データと理論で評価する
痺れた言葉は「普通スカウトはいい選手を買いたがる、しかしホントに買いたいのは“勝利”、その勝利のために獲得したいのは選手でなく“点数”
打てるより塁に出ること、ヒットでなくても四球でも死球でも、ならば選球眼がよければいい
打てなくても足が速ければ盗塁成功率があがる・・・それはヒット1本と一緒
三振とれなくても、球が速くなくても、抑えられたらいい・・・
過去の名選手や打率なんてよくなくていい・・・だから選手を見るのでなく、あくまでも「点数」をとれるか(ないしは抑えられるか)
つまり、点が取れるカタチを限られた原資で組みあわせていくのが本来のGMないしは、スカウトの役割です!
この話、まさに手段と目的の概念を見つめなおすべく教訓を与えてくれています!
チーム(会社でも個人の人生でも、、)の「目的」は何か・・・
私たちはとかく、手段が目的になっていないか・・・
確かに選手(人)は宝です・・・宝ですが、勝つことで宝が磨かれる・・・そしてその宝を蓄積できるのが、よい経営、その経営を担うのがGM…
これが私たちの業種でも一緒かな・・・と思います
そんなことを気づかせてくれるノンフィクションが痺れます

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