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アルケミスト

先週の日経新聞で「アルケミスト」というデンマークにあるレストランを紹介していました
https://www.richessemag.jp/gourmet/a44918189/gourmet-kyokonakayama-1015/
美食の概念を根底から覆す、ミシュラン二つ星
読んでみると驚きました!
普通(当たり前?)、お客さんはテーブルに座ってそこに料理が運ばれるわけですが、この店はお客さんが5つの部屋を移動するそうです
食前に感覚体験、そこではダンサーがパフォーマンスをする
移動してキッチンを兼ねる「ラボ」で前菜を楽しみ、ドーム型の天井の映像が投影されるメインダイニングルームでメインを食し、ボールプールのある感覚体験の部屋で最後の茶菓子を楽しむ・・・
まさに劇場体験型のレストランで、これだけだと、アミューズメント、エンタメレストランの様相ですが、食材や調理技術には背景にある問題意識を付したレシピのオンパレードのようです
地球環境の負荷を軽減するために少量の草で育つ小動物を選んだり、オーナーシェフのムンク氏曰く「社会を変革する媒体として料理を生み出したい」
「食べた後に、美味しいという気持ちだけで消えてしまう料理よりも、食を通じて何かを変えることに価値を感じる」そんな料理を提供していく・・・ということでした

なんか少し理解を超える、全く新しいコンセプトのようですが、これからの「食のありかた」を考えていく上で私達のアタマもこのような動きからブラッシュアップさせていく必要を感じました

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