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異日常!

先月、ホロ社で開業支援をしている「鎌倉青山」https://www.kamakuraseizan.jp/ が無事?開業しました。

現場が慌ただしいのは勿論ですが、それをまとめる運営マネジメント、に加えオーナー会社の意向、意志決定プロセスに対応することなど、内向き対処に追われ外向きの仕事がおろそかになってしまいがちになる・・・そのあたりがコンサルとして出来る範囲を痛切に感じるところでもあります!
さて、このホテル・・・朝、周辺を散歩したり、朝食を食べながらガラス越しに外を眺めていると、歩いている人の多くが地元の人・・・
通勤で駅に向かうビジネスマン、 自転車で送り迎えする親子、登校する小学生、犬の散歩につれるシニア・・・そんな日常にみかける風景に溢れています!
そう、このあたりは鎌倉の居住区域・・・閑静なエリアから駅に向かう、やや賑やかになる境目みたいな場所・・・)
ホテルというと「非日常」な空間と時間・・・またそれをリゾートとかレジャーといった文脈でその体感を求めるユーザー・・・という組み合わせで成り立つのが、ある意味常識的な業態です!
一方、ビジネスホテルという日常の延長(泊まらねばならない・・・なので寝床が必要・・・的な)・・・といった少し二極的な意味合いで存在している業態ともいえる・・・
このどちらでもない・・・非日常でもなく、日常でもない・・・日常の延長というわけでもない・・・ハレとケのどちらでもない・・・その間(あわい)な感じの世界観が「異日常」・・・
舞子セトレを開業した頃にこの「異日常」を「すぐそこにある非日常」と定義しました!
この抽象的な、ふわっとした曖昧然とした表現がセトレの礎になっています!
「すぐにある≒日常」と「非日常」と相反する意味の組み合わが淡いな感じ・・・
そんな世界観を追求することでセトレの存在意義、そしてホロ社の持ち味になる業態開発を目指していきたい!

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