【FGO】ファンタズムーンの性能評価と運用考察
長田です。
数日前に「クリスマス当日になんかありそうだけどまぁええか」とクリスマス鯖の記事を書いたのですが、案の定隠し玉がありましたね。
「ボックスイベとかいうカロリー高いイベントの直後に別のイベント始まるのはきついよ」とか「プレゼントくれる役目をアビーから剥奪すなよ」とか「『私が本命!』発言はそんなつもりじゃ無くてもまずいだろ」とかいろいろ思うところはありますが、とりあえず新規実装された「ファンタズムーン」の性能評価と運用考察をします。
ファンタズムーン〈プリテンダー〉
性能解説
ファンタズムーンは単体版闇コヤンとも言える、味方への支援能力に優れた単体宝具アタッカーです。
スキル1は味方全体のNPを30%チャージし、宝具バフとOC1増加を付与します。NP30%の配布はNP50%礼装+アペンド2で即宝具を撃つことができるため非常に強力で、そこに実質2種のバフがついているというとても優秀なスキルです。
スキル2は自身にA・B・EXバフを付与し、自身のEXを全体攻撃化(ただし威力は半減)、NPを20%チャージします。スキル1と合わせてNP50%チャージとして使うことができます。また、EXで全体攻撃が可能なのは青子に続いて2騎目、スキルで可能になるのはファンタズムーンが初めてです。
スキル3はスターの即時獲得と毎ターン獲得、味方単体のスター集中度をアップし、味方全体に攻撃力バフとクリティカルバフを付与します。味方にバフを配れるだけでなくクリティカルサポートもできるスキルです。
宝具は単体悪特攻B宝具。攻撃後には敵に宝具封印と自身にEXバフを付与、自身および味方の「今を生きる人類」のNPをOCに応じて20~40%チャージします。悪属性はサーヴァントにはそこそこいるものの、道中の雑魚敵ではほぼ登場しません。
今を生きる人類にはスキル1と合わせて50%以上のNPを配ることができますが、もとからNP50%チャージを持っているサーヴァントも多く活かせるかは微妙なところ。
このほか、クラススキルによって暗闇フィールド下で各色バフを得ることができます。各20%とわりと馬鹿にならない効果量です。
総じて、NP30%と2種(OC増加を含めて実質3種)のバフを味方に配れるうえに宝具もしっかり特攻持ちと、優秀な性能であると言えます。
運用考察
NP30%配布を活かして、闇コヤンのように並べ編成のNP供給役として使うのが強力です。ただし、全体宝具である闇コヤンに対してこちらは単体宝具なため、汎用性は若干下がります。
誰とでも合わせられる性能をしていますが、なかでもロウヒはフィールドを暗闇状態にできクラススキルを起動できることから他のサーヴァントよりも少しだけ相性がいいです。
単体の敵が出現する90+以上のクエストが主戦場と考えると、宝具レベルもある程度必要になりそうです。基本的には上級者向けのサーヴァントと言えるでしょう。
終わりに
今回はファンタズムーンについての記事でした。
「最後の最後にエグめの性能のキャラぶち込んできたなぁ」といった感想ですが、それ以上に冒頭でも触れた今回のイベントまわりの諸々(とアペンド問題やらバグ石回収問題やら)で「今年のFGO運営なんか不安だなぁ・・・」という気持ちが大きいですね。
来年はFGO10周年、2部終章も控えているので、安心した気持ちでそれらを迎えられるよう願っています。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。