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娘に感謝〜娘へ〜

娘は、よく動きます。

人によっては、多動という人も居るくらいです。

しかし、そんな娘は、いっぱい動く人だからこそ、見える世界を見ている気がします。

彼女が1歳半で、私が2回目の国試に落ちてしまった頃、落ち込む私に、そんなにまだお喋り出来ない娘が、一生懸命、私の頭を撫でながら、

『いいこ、いいこ〜』

と言ってくれました。その時は、模試では合格する成績だったので、落ちたことによる絶望は計り知れなかったのですが、娘のいいこいいこという言葉は、ガチガチになっていた私の心を癒してくれるものとなりました。

今年は、例年、思い出アプリの中に、誕生日メッセージを書くのですが、書けなかったので、こちらに、、、

娘へ
いつも、笑ったり、優しい言葉をかけてくれたり、怒ったり、悲しんだり、色々な感情を母にぶつけてくれて、有難う御座います。

昨日は、パパ(顔がそっくり!!特に、目が!!)とカラオケをしていましたね。

上手に歌えるようになった貴女の姿を見て、逞しいなあと思いました。

ママは、音楽家ではないけれど、これまでの誕生日メッセージの中で、歌と人生を掛け合わせてきたり、貴女への感謝を綴ってきました。

1歳の時は、誰かと一緒に歌う事(人生を共に歩むこと)の大切さ
2歳の時は、頭を撫でながらいいこいいこと言ってくれた貴女の優しさ

について書いていましたね。

今年は、ソリストになってしまう事が人生のどの時期かにあるけれど、ソリストというのは、後ろに、一緒に合唱を続けてくれる皆がいるからこそ、自分のパートが引き立つという事を忘れないで欲しいです。

つまり、人生で、孤独を感じる瞬間は、必ず来ます。

例えば、いじめられたり、反抗期になったり、、、他にも色々、、、

でも、後ろで、貴女と一緒に歌いたいと思っている人の存在を忘れないで欲しいと思います。

ママは、いつでも、貴女と一緒に人生のメロディーを奏でたいと思っています。

孤独を感じるのは、悪い事じゃないです、弱い事じゃないです。

どうかどうか、孤独の時は、緊張すると思います。ソリストが一心に注目を集めるように、良い意味でも、悪い意味でも、注目を集めるのですから、、、

でも、その時は、後ろの一緒に歌ってくれる人の存在を思い出しながら、力を脚とお腹に込めて、精一杯歌ってほしいと思います。

大切な娘へ。
どんな時も、貴女の味方でいたいと思っています。

母より

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