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#16 徒歩日本一周日記 2018年6月16日〜

前回↓

6月16日

6/16
今日も今日とて2人旅。今日は長万部で温泉に入った。
「長万部」というとよく北海道の変な地名として話題に上がり地名だけは知っていたが、何があるかは知らなかった。実際に行ってみると温泉がいっぱいあった。久しぶりに温泉に入れてすごく気持ちよかった。
朝方に寄ったお菓子屋さんでコーヒーをもらったりたまたまそこにいたお客さんにゆで卵を買ってもらったり、夕方に会ったおじさんにアイスをもらったり、やっぱり北海道って旅人に優しい人が多いのかもしれない。つづく。

旅人に優しいというか、旅人慣れしてる人が多い気がします。

ジャガイモってただ茹でるだけでめちゃくちゃ美味いからすげえぜ!と思っています。

6月17日

6/17
今日も2人で歩いていた。年下ということにかまけていろいろおごってもらってしまった。一昨日も書いたが、2人でいると歩みが自然と早くなるし、疲れてきても「もう少し頑張ろう」と思えて休憩が少なくて済む。よって目的地に早く着ける。すごくいい。
でも、明日からは僕が動物園とかに寄る関係でバラバラになる。数日2人で歩いていたのに急に1人になって大丈夫だろうか。さみしくならないだろうか。明日が心配である。つづく。

別れる前から別れた後の心配してる。

不味いと噂されている市販品や、いかにも不味そうな市販品を食べるのが好きです。思ったより不味くないとちょっとがっかりします。

6月18日

6/18
今日はカズマさんと朝に別れて久しぶりの一人旅。
昭和新山熊牧場に行きました。やっぱり1人だとすぐに休んじゃうし、ゆっくり歩いちゃうし、到着までにすごく時間がかかってしまう。
熊牧場は、獣臭がすごかった。子グマが可愛かった。
久しぶりに暗くなるまで歩いた。お父さんに電話して少しだけ話をした。電話を切ったあと、なぜかボロボロと涙がこぼれてきた。お父さんに会いたいと思った。つづく。

シンガポール人の父は日本語がすごく上手いわけではないし僕も英語はあまりできないので一対一で電話してもそんなに込み入った話までしなかったのですが、それでも父と話すと安心しました。一人旅は常に安心とかけ離れているので、安心を垣間見ると涙が出ます。

この日大阪で強い地震がありましたがこのとき僕には何もできそうなことがなかったので熊を見ていました。

セイコーマートの自社ブランド食パンがすごく美味しかったので助かりました。食費を削るために毎日食パンを食べていた身としては、美味しいし100円ちょいだし「もっちり」「しっとり」たまに「さっくり」の3種類あるので飽きにくいし「全コンビニの食パンがこれになればいい」と思っていました。

サラダバイキングでカレーを大量に食べるやつ、ちょくちょくしていました。野菜足りてないだろうな、と思いながらサラダも気持ち多めに食べていました。

6月19日

6/19
今日はまず室蘭の水族館に行った。幼稚園の遠足とかぶったみたいで、ちっちゃい子がいっぱいいた。魚や、散歩するペンギンたちを見てはしゃいでいるのがかわいかった。と同時に、なんで僕は1人で動物園と水族館をまわっているんだろうと思った。この旅が終わる頃には動物園と水族館が嫌いになってたりして。
夜には登別の温泉街にたどり着き、温泉に入った。きもちよかった。つづく。

嫌いにはなりませんでした。良かった〜。

たまになら霧の濃い道も好きです。先が見えなくてワクワクします。

6月20日

6/20
今朝はまず登別クマ牧場へ。CMが好き。クマのいる所へはロープウェイで向かうのだが、霧がすごくて目の前がまっしろだった。昭和新山よりクマの数が多かった気がする。アイヌの小屋みたいなのがあって、アイヌの道具や工芸品が展示されていて面白かった。
その後山を降りて登別マリンパークニクスへ。水族館というにはあまりにも大きく、いくつもの建物に分かれていて水族園という感じだった。イルカとアシカのショーもあるみたいだったが、スルーしてしまった。なんだか見る気になれなかった。
そのあと苫小牧まで行ってネットカフェに入ったのだが、到着1時間半くらい前から雨が降ってきてすごく濡れてしまった。すごくテンションが落ちた。もうなんか疲れ切ってしまった。つづく。

この日の登別クマ牧場、全域が霧に包まれていて不思議な空間でした。
そして長距離移動した日の最後に雨に降られてずぶ濡れになり限界になってしまいました。

登別クマ牧場のCMが好きです。

ゴールデンカムイ作者のサイン、北海道中のいたるところにあってすごい。

イルカショー、この先も度々スルーします。「イルカショー、どこで見ても大体一緒だし自分はそんなにイルカショーにノれない人間なんだな」ということに気づき始めたので。いろんな場所で似たようなイルカショーを見てる分ほかで見たことない演出や技が入ったりすると感動が増します。

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#17に続きます。