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#43 徒歩日本一周日記 2019年2月1日〜

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2月1日

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今日は山を登って日本一標高の高い水族館へ行き、同じ道で山を下った。なんなんだ1,750mにある水族館って。何がしたいんだ。
カミツキガメが首をめいっぱい伸ばして水面から首を出していてまるで怪獣のようだった。かわいい。
夜に「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」の映画を見た。最高だった。めちゃくちゃ良くてめちゃくちゃ好きな映画だった。よいものを見た。よいものを見ると自分の人生も少しよいものになった気分になれる。よい。最高。つづく。

標高1,750mに水貯めて水族館やってるのすごすぎ。

雪が音を吸収してとても静かだった。

テルマエ・ロマエのアニメ以来にチャットモンチーに出会い、この少し後にチャットモンチーにめちゃくちゃハマる。

2月2日

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今日は歩いて休んで、休んで歩いた。雪がまだ積もっているところが多く、滑ったりして歩きにくかった。諏訪湖が綺麗だった。
最近、食費が1日につき1000円ちょっとになっている。どうにかもう少し抑えたいが、容赦なく腹は減る。しかしまた食パンばかりの生活には戻りたくない。もう少しだけでもお金に余裕があったらなあ。つづく。

野宿地で自炊する元気は残ってないし、それなりに美味しいものを食べないと気力が回復しない。しかし金がない。という状況が常でした。資金が倍あったらかなり精神的に余裕のある旅だったんだろうな。

この日の雪深く急な坂道を駆け下りたやつ、今思い返せば死んでてもおかしくないんだよな。旅人って危機管理能力がバカになっている。

2月3日

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今日はアルプス公園という公園の中にある、小鳥と小動物の森というところに行った。めちゃくちゃ眺めが良い場所だった。サル山でサルたちを見ていると一斉に山を降り出したのでなんだなんだと思っていると、飼育員のお姉さんが大きなカゴに野菜やらを入れてやってきた。ご飯に群がる猿たちと、「おいしいねー。」と猿に語りかけるお姉さんが微笑ましかった。かわいい。つづく。

やけに眺めが良かった。

なんどもみている動物でも、不意にその造形のかっこよさに気がつくことがある。

2月4日

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今日はずっと歩いていた。今日は天気も良く、暖かくて歩きやすかった。毎日こうだといいのに。
昨日の夜は雨で降っていたが、雲がかかっていたからかあまり冷えなかった。昼は晴れ、夜はくもりというのが毎日続いて欲しい。寒いのは嫌だ。早く暖かくなってくれ。つづく。

中学の理科で習って今も役立っている知識、放射冷却。

かもめ食堂、いい映画だよね〜。

2月5日

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今日は飯田市立動物園というところへ行った。白いタヌキがいた。白いタヌキがかわいかった。しばらくガラス越しに見ていると、こちらに気づいて寄ってきてくれた。かわいい。
今日は夕方に温泉に入った。浴室の床が畳になっていた。風呂場に畳なんてすぐに腐って大変そうだなと思った。つづく。

白いタヌキが可愛かったです。

衣服として着るとそこまで重くないように感じますよね。

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#44に続きます。